Faculty of Nursing
更新日:2020年02月21日
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【看護学部】3年生が看護師国家試験模擬試験を受験しました。
第110回看護師国家試験を約1年後に控えた3年生が、看護師国家試験模擬試験を受験しました。
看護師国家試験とは、保健師助産師看護師法に規定されており毎年2月に行われています。試験科目は4年間で学習する全範囲で、必修問題50問と一般問題130問+状況設定問題60問の計240問を、午前午後とも2時間40分ずつの計5時間20分で解答していきます。この様に、看護師国家試験は膨大な範囲?量の問題を早く?正確に解答していく必要があります。
看護学部では国家試験対策を各学年に行っています。1年生は低学年用の模試を受験し国家試験の問題に慣れていくと共に、解剖生理など看護の基礎となる知識の理解度を確認します。2年生では疾患に関する知識の確認が加わります。3年生ではそれまでに習った広範囲の問題に取り組みます。4年生では基礎力アップ、必修問題対策など、目的別の模試や本番と同じ問題数の全国模試などに取り組みます。
国家試験対策が本格化してくる3年生は、領域実習や研究法Ⅱの領域が決定し (2020年2月8日掲載の記事をご覧ください)本格的に看護研究が始まる等忙しくなってきます。模試で自分自身の得意?苦手科目を把握した上で無理のないスケジュールを立て、国家試験に向けて勉強していきます。4年生の後期には国家試験対策として教員の研究室と同じ建物内に自習用の部屋を確保し、仲間と切磋琢磨しながら勉強しつつ、分からない事はすぐに教員に相談や質問が出来る体制を整えています。
模試前には皆リラックスした雰囲気でしたが、模試のガイダンスが始まると皆真剣な表情になっていました。皆で1年後に満開の桜を咲かせられるように教職員はサポートをしていきます。一緒に頑張っていきましょう。