2020年2月25日の2限目に、本学2号館のセミナールームにおいて、小児看護学ゼミ?老年看護学ゼミの3年生の学生15名が合同で図書館ガイダンスを受けました。学生は来年度の卒業研究に向けて各ゼミに配置されたばかりですが、毎年この時期に実施しています。

　学生たちは3年生の前期に「看護学研究法Ⅰ」という科目で、文献の探し方を学びましたが、4月から本格的に卒業研究に取り組むにあたり、必要な文献の検索手順や入手方法を確認し、文献リストを作成できるようになることを目指します。

　学生は、資料に沿った説明を聞き、実際にデータベースを用いて、学生それぞれが関心のあるキーワードから文献を検索しました。まだテーマは定まっていませんが、学生はみな、「こんな研究がしたい」と考えています。自分たちが準備してきたキーワードで実際に検索するので真剣です。検索結果をもとに、文献リストの作成や、取り寄せする文献の手続き方法など画面を操作して確認しました。

　当日は本学の図書館スタッフ3名が担当し、戸惑っている学生にも個別に対応いただきました。図書館に蔵書がないもの、Web上で閲覧できないものについては、学生1名につき、年間10件まで無料で文献を取り寄せることができます。また学園のほかの書庫にある書籍や雑誌も取り寄せることができるなど、支援のリソースも様々に整っています。

　必要な文献をさがすことはとても難しいことですが、研究の第一歩として非常に重要です。まずは自身の研究テーマを決めるために、関心のある文献をたくさん読んでもらいたいと思います。

 

 

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