三井住友海上火災保険株式会社
藤井美沙希(ふじいみさき)さん
東京自動車損害サポート部勤務。文芸学部?英語英米文学コース?2013年卒業
vol.2
共立の卒業生にインタビュー!
働き女子のホントのキモチ
2016.12.19
三井住友海上火災保険株式会社
藤井美沙希(ふじいみさき)さん
東京自動車損害サポート部勤務。文芸学部?英語英米文学コース?2013年卒業
三井住友海上火災保険株式会社に入社し、今年(2016年)で4年目になる藤井美沙希さんは、中学?高校?大学の10年間を共立女子で過ごしました。藤井さんが共立女子に通っていた10年の間、ずっと続けてきたのが剣道。現在も会社の剣道部に所属しており、剣道は藤井さんの生活になくてはならないもののようです。
「会社の剣道部に所属して、今でも道場に通っています。剣道部は実業団でも強豪で、多くの社員が所属しています。剣道を通して年配の先輩から後輩まで多数の知り合いができました。部活に入っていなかったら同じ部署の人や同期ぐらいしか関わりがないと思いますが、部活を通じて幅広い知人ができると、業務内外問わず、何かあった時に相談もしやすく、社内での交流の輪が広がりました」
「実業団剣道大会」でも活躍する藤井さん。華奢(きゃしゃ)な容姿からは想像できないほど、芯が強くパワフルです。その内に秘めた強さは、剣道で育まれたものなのでしょうか?
「正直なところ、剣道は練習が楽しい…という競技ではありません(笑)。でも、練習の中で礼儀が身に付きますし、苦しいことがあっても乗り越えようという精神力は、剣道をしていたからこそ芽生えたと思います」
そんな藤井さんには、大学時代、剣道以外で貫いたことがもう一つあります。それは、大学の近くにあるコーヒーショップでのアルバイト。大学4年間、始発電車で出勤し、朝の業務を終えてから大学で授業を受け、その後に剣道をするという、充実した学生生活を過ごしたそうです。
「アルバイトは、スタッフと気が合ったおかげで、とても楽しく働けました。仕事としてやるからにはしっかり働くという責任感も出ましたし、就活中に学生時代のエピソードとして語れる大きな経験になりました。剣道もそうですが、周りの人に恵まれたので、長く続けられたような気がします」
藤井さんは現在、自動車損害サポート部に所属。交通事故に遭った加入者から第一報をもらい、解決するまで事故状況や当事者の主張を聞きながら、適正な保険金のお支払い額を導き出す業務に就いています。主に電話でのやりとりになるため、話が行き違いになることも…。
「社会人経験のない1、2年目にはしんどい仕事内容だと思います。私もその頃は、よく泣いていました。3年目になった頃、やっと仕事の全体像が把握できるようになり、今は落ち着いて仕事に取り組めていると思います。電話のやりとりでは、相手がどのように考えているのかわかりづらい部分があります。一方的に話さずに、お話をしっかり聞いたうえで、話し合いをさせていただくよう心がけています。『助かったよ』などと言葉をかけてもらうと、この仕事を続けて良かったなと思えますね」
つらかった新入社員時代を乗り越えた藤井さんは、現在、社内教育システム「ブラザー?シスター制度」のシスターとして、後輩の指導にあたっています。“面倒見が良く、人のために行動ができる人柄”と上司から太鼓判を押されるほど、信頼も厚いようです。後輩にはどんなアドバイスをしているのか聞くと…。
「『泣いてもいいんだよ』と(笑)。自分の経験を踏まえたアドバイスをしています。私のシスターだった先輩が、とても優しくて面倒見のよい方なので、同じように接してあげたいなとも思っています」
入社4年目、社会人として軌道に乗り始めた藤井さんに、今後のキャリアプランを聞きました。
「同じ部署に、結婚?出産をしても、産育休を取りながら長く勤めている先輩が大勢います。社内でも、女性の活躍の場を広げる取り組みを今まで以上に行っていくようなので、できるだけ長くこの仕事を続けたいと思っています。目標となり尊敬できる先輩が近くにいることを、うれしく思います」
大学3年生の夏、三井住友海上火災保険株式会社のインターンシップに参加した縁で同社を志望した藤井さん。就職活動を見事に成功させたOGとして、就活中の学生へアドバイスを聞きしました。
「就活中は先が見えなくて、自分の将来はどうなるんだろうと、不安だと思います。でも、大学生は就職するうえで、最も選択肢が多いとき。ですから、結果的に一番いい選択ができるはず! 自分の考え次第で、必ず未来は開けると思います」
「就活で大事なことは、自分のことを見つめることと他の人の意見をうまく取り入れること。すべてを吸収しようとするといっぱいいっぱいになるので、まずは、自分が活用できそうだなと思った意見だけを参考にするのがポイントです」
剣道で根気を養い、アルバイト経験で責任感や働くことの楽しさを学んで社会人となった藤井さん。「社会人は、想像していたよりもハードでした」と話しますが、持ち前のひたむきさで、社会の荒波を着実に乗り越えているように感じます。
そんな藤井さんが誠実に取り組んだ就職活動で得た教訓は、きっと、共立生の胸に響くのではないでしょうか。
働き女子のリアルを斬る、一問一答!
働き女子のお仕事以外の顔が見てみたい! そこで、ちょっとミーハーな質問から、秘密のプライベートをのぞいちゃいます?
Q1.1カ月の昼食代は? A1.2万円ぐらい。外に食べに行くことが多いです/Q2.趣味やはまっていることは? A2.お笑い(ライブ)を見にいくこと/Q3. 仕事中の隠れ息抜き法は? A3.カフェラテを飲むこと/Q4.美容室に行く頻度は? A4.2~3カ月に1回です/Q5. 今行きたい海外はどこ? A5.シンガポール!大学時代の友人が住んでいるので、会いに行きたいです!/Q6. 好きなタイプの異性は?(芸能人に例えてもOK) A6.尊敬できる人/Q7.主な休日の過ごし方は? A7.会社の剣道部の練習に行ったり、友人と出掛けたりして過ごします/Q8.憧れている(目標にしている)女性はいますか? A8.仕事でもプライベートでも輝いている女性に憧れます/Q9.一番好きな映画は何ですか? A9.ハリー?ポッター。本も全巻、読んでいます!/Q10.共立女子大?短期大学の一番の自慢を教えてください! A10.都心にあるキレイなキャンパス
※ 記事中の情報は取材当時のものです。現在の状況とは異なる場合
おすすめ連載
一覧を見る