TAKAMI BRIDAL
番場愛海(ばんば?なるみ)さん
ブライダルスタイリスト 国際学部?2014年卒業
vol.9
共立の卒業生にインタビュー!
働き女子のホントのキモチ
2017.05.24
TAKAMI BRIDAL
番場愛海(ばんば?なるみ)さん
ブライダルスタイリスト 国際学部?2014年卒業
上質な結婚式を総合プロデュースする「TAKAMI BRIDAL」。こちらで、ブライダルスタイリストとして活躍しているのが番場愛海さんです。大学時代は、学業はもちろん、アルバイトや語学留学を経験するなど、充実した学生生活を送っていたそうです。
「日本だけでなく世界にも目を向けてみたくて、国際学部に入学しました。英語の講義が充実している国際学部だったこともあり、大学の留学プログラムを利用して、1ヶ月間の短期留学を経験。大学2年生の夏に、アメリカ?シアトルのワシントン大学で、語学を学びました」
留学希望者15人とともに渡米。シアトル滞在中は、2人1組でホストファミリーのお宅にお世話になったといいます。
「ホストファミリーは、60代のお母さんと12歳の養子の女の子の2人家族でした。最初の頃は意思の疎通ができず大変でしたが、彼女たちに大学の課題を手伝ってもらったり、私が個人的に書いていた日記を添削してもらったりしながら、コミュニケーションを深めました」
番場さんは、「自分の考えをはっきり伝えるアメリカ人の気質に、圧倒されっぱなしでした」と話します。しかし、徐々に自分も考えていることを相手に伝えなければ…と、意識が変わっていったといいます。
「アメリカ人の積極的な国民性に、良い刺激と影響を受けて帰国したように思います。自分をアピールすることの大切さを知ったというか…。就職活動を前にして、自ら行動を起こすことの大切さを学べたのは、プラスになりました。留学プログラムに参加して、本当に良かったと思っています」
番場さんは、大学3年生の夏から、企業研究と自己分析をスタートしたそうです。母親が婚礼に携わる仕事をしていたため、ブライダル業界には、親近感と同時に憧れを持っていたといいます。
「企業説明会は、ブライダル業界や宝飾系の業界を中心に参加しました。どの企業もキラキラしていて憧れがより強くなりましたが、一方で、遠い世界のようにも感じました。でも、弊社の人事担当の方とは、とてもフランクに話せたんです。それに、二度目にお会いした時、わたしの名前を覚えてくださっていて…。就活生の一人ではなく、“番場愛海”という一個人と向き合ってくれているんだと思い、感激しました。『こんなすてきな先輩と、一緒に仕事がしたい』。そう思い、弊社を強く志望しました」
その後、何十社もの採用試験にトライした番場さん。長くつらかった就職活動を乗り越え、4年生の夏、第一志望だったTAKAMI BRIDALの内定をゲットしました。
「本当にうれしかったですね…。心から安心しました。弊社から内定をもらった後は、就職活動以前にしていた、大型テーマパークでのアルバイトを再開しました。もともとはギフトショップの店員をしていましたが、就職活動後は、アトラクションのキャストを希望。接客の仕事について、社会に出る前にもっと知りたいと思ったのが理由です」
大型テーマパークの要ともいえる、アトラクションキャストの仕事。このアルバイトを通じ、番場さんは今の仕事につながる、あることを学んだそうです。
「お客様に気持ちよく利用してもらうためには、スムーズに、でも決してお客様を焦らせることなくご案内することが大事だということを学びました。この経験は、現在の仕事にも生かされています。お客様がわたしたちと気持ち良くお打ち合わせできるよう、落ち着いてお話を伺うよう努めています」
ブライダルスタイリストとして、現在(2017年)、4年目を迎える番場さん。普段はどのようなお仕事をされているのでしょうか。
「東京都内ホテルのドレスサロンに常駐し、挙式を検討しているお客様が当日を迎えるまで、衣裳に関する総合的なご案内をさせていただいています。この仕事をして一番うれしかったのは、『番場さんが担当で良かった』と言っていただけたこと。お客様の人生で最も輝く瞬間に寄り添えることが、わたしたちブライダルスタイリストのやりがいであり、幸せですね!」
また、今後のキャリアプランを伺うと「先輩として、後輩のお手本になりたい」と語ってくれました。
「私が新入社員の時、先輩から『お客様と向き合う時、自分の姉や妹が挙式をあげると思えば、お客様との距離が近づくはず』というアドバイスをもらいました。仕事に対して迷いだらけだったわたしを救ってくれた、貴重な言葉です。今後は、後輩が働きやすいと思える職場環境を作ることが、先輩としての私の役割になるのかなと思っています」
社会でいきいきと活躍する番場さんに、現在、就活する学生の皆さんへメッセージをいただきました。
「わたしもそうでしたが、就活中は苦しいことも多いと思います。何十社受けてもなかなか決まらないと焦りますが、めげずに続けると自分に合う企業に必ず出会える気がします。そのためには、自分の興味のある企業だけに絞らず、視野を広く持つことも大事だと、今振り返るとそう思います。きっと道は開けるので、最後まで頑張ってください!」
「今の仕事がおもしろいし、大好きです」と語る番場さん。番場さんにとって、つらい就活を乗り越えた先に待っていたご褒美が、ブライダルスタイリストという天職だったのかもしれません。楽しく社会で活躍する先輩の姿が、就活生の勇気になることを願います。
働き女子のリアルを斬る、一問一答!
働き女子のお仕事以外の顔が見てみたい! そこで、ちょっとミーハーな質問から、秘密のプライベートをのぞいちゃいます?
Q1.趣味やはまっていることは? A1.映画鑑賞と習字です/Q2. 1カ月にかけるお稽古の費用は? A2.1万円/Q3.1カ月の携帯代は? A3. 1万円ぐらい/Q4.今はまっている、スマホアプリは? A4. Instagram(インスタグラム)/Q5.仕事中の隠れ息抜き法は? A5.お客さまにいただいたお菓子を食べること/Q6.今行きたい海外はどこ? A6.アメリカ/Q7.主な休日の過ごし方は? A7.友人とランチ/Q8.好きな異性のタイプは? A8.自分を持っている人/Q9. 好きな映画は何ですか? A9.『ホリデイ』/Q10.社会人になって一番変わったことは何ですか? A10.人見知りを克服しました!/Q11.朝ヘアメイクにかける時間は? A11.15分/Q12.1カ月お休みがもらえたら、何がしたいですか? A12.旅行/Q13.憧れている(目標にしている)女性はいますか? A13.会社の先輩方/Q14. 大学の学食でよく食べていたメニューは何ですか? A14.カレー/Q15. 共立女子大?短期大学の学園祭での思い出があれば教えてください A15.ファッション研究会のファッションショーに出たことです/Q16.共立女子大?短期大学の一番の自慢を教えてください A16.先生との距離が近いところ!
※ 記事中の情報は取材当時のものです。現在の状況とは異なる場合
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