理科
生徒の思考の発達状況を考え、合理的で柔軟な授業を展開しています
理科では、「中高6年間を通じて柔軟な思考力を育て、自ら問題を解決する力を身につける」ことを目標に指導を行っています。また、生徒の発達段階に合わせたカリキュラムに基づき授業を展開しており、中学では理科1(物理?科学分野)、理科2(生物?地学分野)に分けて授業を展開します。
学年 | STEP1(基礎学力定着期) | STEP2(基礎学力完成期) | STEP3(応用力完成期) | ||||
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中学1年 | 中学2年 | 中学3年 | 高校1年 | 高校2年 | 高校3年 | ||
目標 ? 方法 |
中学校理科の教科書内容を習得させ、基礎的内容を定着させる。 | 高校理科の基礎を習得させ、多様な進路選択に対応できる力をつけさせる。 | 科目の選択に幅を持たせ、問題演習を多く取り入れ、大学受験に対応する力を完成させる。 | ||||
◯実験?観察と日常の授業から、教科書と日常生活における身近な事象と結び付けることで、科学への興味?関心を高める。 ◯問題集などを利用して基礎的な計算や思考ができるような授業を行い、生徒の基礎力の充実をはかる。 |
◯実験?観察を通して、具体的な内容から自然の原理を理解させ、科学的な概念の定着をはかる。 ◯単元内容の理解度をより深めるため、中学3年次より高等学校の内容を取り入れ、発展的な学習指導を行う。 |
●物理 演習を通じて理解を深め、自然現象を物理法則を使って説明できるようにする。 |
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●化学 これまで学んできた化学を自然や身の回りの事象?現象へと広げて系統的に学習させる。 |
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●生物 生命現象を分子レベルでとらえ。生命の不思議さに関心を持つように指導する。生物と環境との関わりを理解させる。 |
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内容 | 物理分野 |
光?音 いろいろな力 2力のつりあい 力の合成と分解 圧力と浮力 電流とその利用 |
静電気と電流 物体のいろいろな運動 力の規則性 |
運動の法則 エネルギーと仕事 |
物体の運動(放物運動) 運動の法則 波の性質 ドップラー効果 |
光波と干渉 熱量保存の法則 運動量保存の法則 円運動 電流と磁場 交流回路 |
気体の法則 気体の分子運動 熱力学第1法則 粒子性?波動性〔入試問題演習〕 |
化学分野 |
身のまわりの物質 (物質と温度/気体?水溶液の性質) |
物質のなり立ち 原子構造とイオン 物質どうしの化学変化 化学変化と物質の質量 化学変化とその利用 |
酸、アリカリとイオン 化学変化と電池 科学技術と人間 |
物質の構成 (原子の構造、化学結合) 物質の変化 (物質量、酸?塩基、酸化?還元) 化学と人間生活 |
物質の状態と平衡 物質の変化と平衡 無機化合物の性質と利用 有機化合物の性質と利用 |
高分子化合物の性質と利用 〔入試問題演習〕 |
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生物分野 | 植物のからだのつくり?はたらき?分類 | 動物のからだのつくり?はたらき?分類 |
細胞と個体の成り立ち 生殖と発生 遺伝 |
生物の特徴 遺伝子とその働き 生物の体内環境 バイオームの多様性と分布 生態系とその保全 |
生命現象と物質 生殖と発生 生物の環境応答 |
生体と環境 生物の進化と系統 〔入試問題演習 |
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地学分野 | 地表?地球内部のつくりとその変化 | 天気とその変化 |
運動の法則 エネルギーと仕事 |
地球と宇宙 〈生物分野?地学分野総合〉 自然と人間 |
※新課程導入に向けてカリキュラム移行中のため、項目が学年により重複していることがあります。