更新日:2024年07月23日
展示
【終了】企画展「滑稽にして洒脱-狂言装束の魅力-」
企画展「滑稽にして洒脱ー狂言装束の魅力ー」
会期:2024年9月30日(月)~11月30日(土)
開館時間:平日10:00~17:00 土曜10:00~13:00(ただし10/12は~17:00)
休館日:日曜(ただし10/13は17時まで開館)、祝日(ただし11/4は17時まで開館)、10/11?14~16
※休館日、開館時間が変更になる場合があります。 詳しくはカレンダーをご覧ください。
会期中のイベント
【ワークショップ】
「狂言に親しもうー参加型ワークショップー」
講師:狂言師 中村修一氏?内藤連氏?飯田豪氏(万作の会)
開催日時:10月26日(土)14:00~15:30
開催場所:共立女子大学神田一ツ橋キャンパス
定員:30名(事前予約制)
お申込みは当HPのワークショップ告知ページおよびちらし裏のQRコードにて9/30(月)より受け付けます。
詳細はワークショップ告知ページをご確認ください。
【ギャラリートーク】
開催日:①10月10日(木)、②11月13日(水)
時間:12:50~13:10(20分程度を予定しています)
当館学芸員が作品の解説をします。
事前申し込み不要。ご参加を希望される方は、開始時間に展示室までお越しください。
展示概要
狂言は、能の合間に行なわれる芸能で、軽妙さに特徴を持つものですが、その装束に注目すると、美意識の方向性において能装束との大きな違いが感じ取れます。唐織や金襴、縫い取り織などの紋織物の生地で仕立てられることが多い能装束とは対照的に、狂言装束においては、麻や平絹といった平面的な生地にもっぱら染で模様が平面的に表現される点を特徴として指摘できるでしょう。主に下級武士や庶民的な人々の日常的な出来事を軽妙な動きで描写する狂言は、そもそも出発点から芸能として表現しようとするものが能とは異なっているのです。特に素襖や長裃には型染によるしゃれた反復模様が多く見られ、また半袴と組み合わせて用いられる肩衣には、観客の意表をつくような大胆奇抜な模様や可笑しみを誘うような模様が多く見られます。
本展覧会では、表情豊かな狂言面と合わせて、洒脱な表現が心を和ませてくれる狂言装束を初めて展示いたします。
<来館方法のご案内>
【入館方法】
<学外からお越しの方>
① 2号館入口警備室にお立ち寄りいただき、博物館の展示鑑賞の旨をお伝えください。
② 入館者票をご記入の上、来館者カードを受け取り地下1階までお越しください。
③ ご鑑賞後は、警備室へ来館者カードをご返却の上お帰り下さい。
<本学の在学生?教職員?中高生>
警備室へは立ち寄らず、そのまま展示室へお越しください。
【鑑賞についてのお願い】
?小さな展示室のため、状況を見て入室規制をさせていただくことがあります。
?ガラスケースに触れたり、接近してのご鑑賞はお控えください。
?展示室内では、他のご来館者様の鑑賞の妨げとならないよう会話はお控えいただき、譲り合ってご鑑賞ください。
【その他のお願い】
?団体での利用をご希望される場合は、事前に当館までご相談ください。