更新日:2021年05月07日
発行物
【文芸学部】遠藤耕太郎教授による『万葉集の起源―東アジアに息づく抒情の系譜』(中央公論新社)が第38回志田延義賞を受賞しました。
書 名:『万葉集の起源―東アジアに息づく抒情の系譜』
出版社:中央公論新社
ISBN :978-4-385-36235-9
日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ。『万葉集』では、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものだったのか。著者は、今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにする。(出版社のサイトより)
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2020/06/102592.html
web中公新書の「著者に聞く」というインタビューも公開されています。よろしければ、以下のリンクをご覧ください。
http://www.chuko.co.jp/shinsho/portal/114154.html
【2021年5月7日追記】本書が第38回志田延義賞を受賞しました。同賞は、日本歌謡学会が制定し、前年度に刊行された歌謡関係の優れた出版物を授賞対象とするものです。
https://www.chuko.co.jp/shinsho/portal/117354.html