更新日:2023年03月29日
研究紹介
【文芸学部】文芸メディアコース4年生が「教育システム教育学会 2022年度学生研究発表会(関東地区)」にて受賞しました
文芸学部文芸学科メディアコース4年生の赤石佳音さんが、下記学会で卒業研究内容を発表し「支部長賞」を受賞しました。
本学会の審査は、大学院生と学部生の区別はなく(1)研究の完成度、(2)内容の信頼性、(3)学術的貢献、(4)発表の質の4項目で行われました。本来は大学院博士課程の学生が受賞しやすい環境ですが、もともと研究熱心でプレゼンテーションが上手であった赤石さんは、学部生でありながら上記の4項目で高得点を取得し、このたび見事に受賞されました。
なお、赤石さんは4月から進学校の高校の先生になられますが、得意のプレゼンテーション能力で上手に授業できることはもとより、研究活動にも興味をもって頂いており、卒業後も引き続き本学および連携大学との共同研究を行っていただく予定です。これから授業が上手で学究肌な進学校のエース先生として教壇に立たれる日が楽しみです。
【学会名】
教育システム教育学会 https://www.jsise.org/
【大会名】
2022年度学生研究発表会(関東地区) https://www.jsise.org/society_research/presentation/
【開催場所】
明海大学+オンライン(ハイブリッド開催)
【開催日】
2023年3月6日(月)
【発表学生】
文芸メディアコース4年生 谷田貝ゼミ所属 赤石佳音(アカイシ カノン)さん
【連名者】(本研究への支援や指導を行った学内外の教員)
卯木輝彦(関西外国語大学)、米谷雄介(香川大学)、永岡慶三(早稲田大学)、谷田貝雅典(共立女子大学)
【発表タイトル】
アクティブ?ラーニングに向けた遠隔導入学習における学習環境の比較
【概要】(下記に発表論文のPDFファイルがあります。)
アクティブ?ラーニング授業の遠隔による導入学習を想定し,実験群として視線一致型テレビ会議システムと現行テレビ会議システム利用環境と,統制群として対面環境を設定し,この3環境で実験を行い,取得した質問紙調査結果に対し多変量解析を行った.結果,対面時に比べ遠隔時は視線一致型テレビ会議システムが適しており,現行テレビ会議システムでは「傾注環境」を高め「疲労?違和感」を下げる方策が必要であることが分かった.