ビジネス学部の「流通論Ⅱ」の授業（11月21日）において、株式会社パルの取締役、専務執行役員の堀田覚様より、「パルグループのスタッフDX?個と共感の力を礎に?」というタイトルでご講演をいただきました。

 

　今回の講義では、まずはファッション産業を取り巻く市場環境の変化、特にスマートフォンの普及に伴う消費者の価値観および消費行動の変化について説明されました。次に、これらの変化に対応するために、株式会社パルの実際の取り組みを通して、①スタッフのSNS活用、②データの活用、③個人の創意工夫の重視の３つの側面から解説がなされました。

 

　スタッフ総フォロワー数を2,000万近く有するパルさんはどのような仕組みを通じてSNS上で顧客との接点?関係構築を成功させているのか。どのように蓄積したデータを効果的に利用しているのか、そして、どのようにAIなどの新しい技術をスタッフの接客サービスに生かしているのか等について堀田様から直接講義して頂くことで、学生にとって、デジタル時代での流通?マーケティングを深く学ぶ貴重な機会となりました。講義終了後の質疑では、学生から多くの質問があり、活発な議論が行われました。

 

　最後に、お忙しいなか、ご講演並びに質疑応答に丁寧にお答えいただき、誠にありがとうございました。

 

共立女子大学　ビジネス学部　専任講師　秦小紅