Faculty of business
更新日:2025年09月24日
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【ビジネス学部】張ゼミにて国際研究発表「Degree of association between college students and organic foods」を実施しました。
張ゼミのテーマは「フードシステムの経済学」であり、そのゼミナールの一環として、2025年8月4日より8日まで台湾国立中興大学、韓国カトリック大学、明治大学、共立女子大学の4大学が連携した国際研究交流を行いました。張ゼミ学生6名(4年生)が「大学生とオーガニック食品の関連性」について台湾で英語による研究発表を行い、学生主導型リーダーシップの実践と国際学術交流を体験しました。以下は学生の声とともに研修の成果をお届けします。
8月5日のシンポジウムでの発表 「"Degree of association between college students and organic foods"というタイトルで英語発表するのは最初とても不安でした。でも、オーガニック食品に対する大学生の支払い意思額を調査する研究は、私たち自身にとっても身近で興味深いテーマでした。専門的な内容を英語で説明するのは大変でしたが、みんなで協力して準備できました。」
「台湾、韓国の学生たちと一緒に発表するのは緊張しましたが、とても良い経験になりました。『大学生の健康意識や環境意識がオーガニック食品の購買にどう影響するか』について、各国の学生と英語でディスカッションできたのが印象的でした。」
国際交流を通じた成長 「英語での学術発表は初めてでしたが、『オーガニック食品を大学生にとって身近な選択肢にするためには、具体的な健康効果の伝達、試食機会の創出、学生向け価格設定、堅苦しくないカジュアルなアプローチが必要』という私たちの提案を、多国籍の学生に理解してもらえました。」
現地農業施設の見学 「台湾の農業協同組合を訪問して、現地のオーガニック農業の取り組みについて学びました。私たちの研究で扱ったオーガニック食品が、実際にどのように生産されているかを見ることができて、研究により深みが増したと思います。」
「農業試験場見学で最新の有機農業技術を見学することで、生産者側の視点も理解できました。私たちの研究は消費者の視点でしたが、生産現場を見ることで、価格差の背景にある技術的な努力も分かりました。」
研修全体を通じた成果 「この研究発表を通じて、学術的な分析力だけでなく、英語での表現力、国際的なコミュニケーション能力も向上しました。フードシステムの経済学を実際に研究し、国際的な場で発表できたことは、本当に貴重な体験でした。」
なお、本研究旅行は共立リーダーシップGPの支援を受けて実施されました。以下はリーダーシップの観点からの本研究旅行の意義を紹介した動画のリンクです。動画では学生たちの準備と発表の様子もご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
学生からは「研究発表の準備から現地でのプレゼンテーションまで、それぞれが主導的な役割を担いながら進めました。英語での発表という挑戦的な目標に向かって、チーム全体で協力し合い、互いに支援し合うことで、自然にリーダーシップが身についたと感じます」との声が聞かれ、リーダーシップの成長も実感できました。
以上は張ゼミの学生の声とともに国際研究発表の成果をお届けしました!
最後に台湾国立中興大学、韓国カトリック大学、明治大学をはじめとする連携校の皆様、現地でご支援いただいた関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。学生にとって専門分野での国際学術交流と英語での研究発表という挑戦的な機会となりました。ありがとうございました。 (共立女子大学ビジネス学部 准教授 張采瑜)
参考リンク:台湾国立中興大学での様子