Faculty of Nursing
更新日:2021年09月01日
授業紹介
【看護学部】1年生が移乗?移送の技術を演習で学びました
看護学部1年生は、日常生活援助論Ⅰで、患者さんと看護師の双方が安全で安楽な基本の援助方法として、車椅子移乗と移送、シーツを用いたベッド上の移動とストレッチャーへの移乗、杖歩行を実施しました。
看護学部1年生は、2クラスに分かれてグループごとに4つのブースで演習を実施しました。
【車椅子移乗】では、車椅子の構造を確認します。続いて介助を要する患者役がベッドから車椅子に移動、車椅子からベッドに移動したら臥床するまでの援助を実施しました。(写真①②)
【車椅子移送】では、看護師役が患者役の乗った車椅子で、段差や坂のある通路、エレベーターや車椅子用トイレに移動する援助を実施しました。(写真③④)
【シーツを用いたベッド上の移動とストレッチャーへの移乗】では、3名1組となり、ベッドの左右や頭側へ患者役を看護師役2人で移動させる援助を実施しました。(写真⑤)
ストレッチャー移乗では、ストレッチャーの構造を確認した後、シーツを用いた移動の援助を活用して、ベッドからのストレッチャーに移動を実施しました。(写真?)
【杖歩行】では、杖の長さや持ち手の位置の調整、確認を行った後、T字杖を使った歩行と階段昇降、松葉杖を使った歩行を体験しました。(写真⑦⑧)
基礎看護技術論で学修したボディメカニクスや体位変換、環境整備の技術を活用することが安全安楽な技術につながることにも気づけたようです。次の演習に向けた課題を見出してよりよい援助技術を習得するために、患者?看護師役の体験が非常に役立っています。