Faculty of Nursing
更新日:2022年02月02日
授業紹介
【看護学部】1年生が滅菌手袋装着の技術を演習で学びました
看護学部1年生は、医療支援技術論Ⅰで、滅菌手袋の装着と取り外しの技術を学びました。
今回は、無菌操作を行うために必要な滅菌手袋の装着と取り外しを実施しました。無菌操作とは使用する物品や使用部位を無菌状態に保ちながら操作することです。滅菌された物品や部位に触れる手や器械?器具などは無菌であり、清潔?不潔のエリアを厳重に区別し、病原微生物の侵入や接触感染を防ぐことが目的で行われます。
滅菌手袋は、手袋の外側を無菌状態に保ちながら取り出して装着する技術が求められます。また、手袋の取り外しは、感染予防の技術で修得した技術を活用します。
演習は、教員によるデモンストレーションで装着の手順や留意点を確認(写真①)してから、学生は2人1組で互いに技術を確認しながら実施します(写真②)。
無菌状態を保ちながら手袋を外袋から取り出して装着するまでの過程は、実施者が気づかずに滅菌した部分に触れてしまうことが多いので、学生同士の確認や教員によるチェックを受けながら技術を学びました(写真③)。
滅菌手袋の装着は、これから無菌操作を必要とする援助で実施する技術です。そのため、後日技術試験を行いました。学生のみなさんは、この演習で課題を明らかにして練習を重ねて試験に臨んだ結果、全員が合格できました。(基礎看護学領域)