Faculty of Nursing
更新日:2022年08月26日
授業紹介
【看護学部】2年生が「医療支援技術論Ⅱ」で、点滴静脈内注射と点滴中の患者さんの寝衣交換を学びました
看護学部2年生は、前回の演習で学修した注射法に続いて、点滴静脈内注射の薬剤準備と
点滴静脈内注射法を受けている患者さんの点滴管理方法と寝衣交換を実施しました。
演習は、前半で静脈血管に直接薬物を持続的に注入する点滴静脈内注射の薬剤を準備し、後半で点滴の管理方法と点滴中の患者さんの寝衣交換を実施します。
点滴静脈内注射の薬剤準備は、前回の注射法に基づき作成します。今回はバイアルに入った模擬薬剤を溶解し、点滴用のボトルに注入しました【写真1】。
【写真1】バイアルに入った薬剤を溶解
教員のデモンストレーションを見学後、点滴ボトルに輸液セットを接続し、腕モデルに輸液ラインを固定までの技術を実施しました【写真2.3】。
【写真2】教員によるデモンストレーション 【写真3】点滴ボトルと輸液セットの接続
その後、正確に指示された薬剤を投与するために、点滴の滴下数を計算してから実際に滴下を調整する体験をしました【写真4】。
【写真4】点滴滴下数の調整
点滴中の患者さんの寝衣交換の原則は「脱健着患」(衣服を脱ぐときは健康な方の腕や足から、着るときは病気や麻痺、痛みのある患側から)に基づくことです。学生たちは戸惑いながらも、1年生で学修した技術を想起させて援助を実施しました【写真5.6】。
【写真5.6】点滴中の患者さんの「脱健着患」に基づく寝衣交換
寝衣交換は8月から始まる「基礎看護学実習Ⅱ」で実践する技術のため、それぞれが積極的に取り組んでいました。
(基礎看護学)