Faculty of Nursing
更新日:2025年10月10日
授業紹介
【看護学部】看護学総合実習Ⅱ(精神看護学)ではシュミレーションルームを活用した複数患者対応と多職種カンファレンスの演習を行いました
看護学部4年生が精神科に入院中の方を想定した看護の実践力と判断力を養うために、
シミュレーションルームを用いた多職種カンファレンスと複数患者対応の演習を実施しました
看護学部4年間での最後の実習となる看護学総合実習Ⅱでは、これまでの大学や臨床実習での学びや培ってきた共立リーダーシップの集大成として、チーム医療、医療安全、患者管理を支えるリーダーシップと現場対応力を育みます。精神看護学領域では、学内演習として多職種カンファレンスと複数患者対応の演習を、最新のシミュレーションルームを活用して実施しました。学生たちは、医師?公認心理師?精神保健福祉士など、精神科医療に関わる多職種の役割を自ら調べて役割カードを作成しました。そのうえで、カンファレンス形式での演習を通して多職種との連携を体験しながら患者に適した看護方針を検討しました。また、現場さながらの複数患者対応演習では、どの患者への対応を優先すべきか、判断力やタイムマネジメント、そして他の看護師との協力体制が求められます。複数の患者役への対応を通して報告?連絡?相談を同時進行で行う実践形式の演習は、学生たちにとって大きな学びの機会となりました。
こうした高度な教育を通じて、看護学部では国家試験対策はもちろん、即戦力として活躍できる人材育成に力を入れています。将来、現場でリーダーシップを発揮できる看護師を目指し、学生たちは日々学びを深めています。
ホワイトボードを用いて情報の整理を行い、看護方針を話し合う様子 カンファレンスで話し合った方針に基づき患者役に対応している様子
(精神看護学領域)