更新日:2021年05月26日
その他
被服学科の紹介映像をウェブオープンキャンパスのページで公開しました。
共立女子大学では神田一ツ橋キャンパスで開催する来場型オープンキャンパスに加えて、大学のホームページ上でウェブオープンキャンパスを行っています。ウェブオープンキャンパスで公開している被服学科紹介映像では、被服科学?染織文化?ファッションクレリエイション?ファッションビジネスコースに所属する在学生にも、被服学科の授業や学生生活を紹介していますので、ぜひご覧ください。
将来はファッション関係の進路を考えていて、オープンキャンパスに参加しました。そのときに、講義系?実習系の科目がそれぞれ充実していること、都心の大学でも雰囲気が落ちついていること、大規模な大学と違って学生や先生との距離が近いことに魅力を感じました。
私もオープンキャンパスに参加したのですが、説明をしていただいた在学生の方が落ち着いた大人っぽい雰囲気であったことに憧れて本学に入学しました。
洋服や化粧品のマーケティングに興味があって、化粧品を含めたファッションビジネスのカリキュラムが充実した共立を選びました。
私の場合は、ファッションよりも歴史や文化に興味があり、染織文化財について深く学ぶことガできるため本学に入学しました。母が本学の卒業生で進学を勧めてくれたことも、本学に入学した理由の一つです。
授業では、「染織文化史」という科目で、人類が衣服を纏うようになった理由から説明していただいたことが印象に残っています。
「マーケティング演習」という授業の課題で、60代の女性を顧客として想定したファッションブランドを提案しました。休日におしゃれをしてお出かけをするときの洋服というコンセプトを設定して、製品のテイストや価格帯、店舗の立地など、ブランドについて多面的に検討しました。グループワークで実践的な課題に取り組めたことがよかったと思います。
「人間工学演習」という科目で、片手だけで着たり脱いだりできるTシャツをつくるという課題に取り組んだことが最も印象に残っています。この課題は、見た目だけではなく、ユニバーサルデザインの観点からファッションクリエイションを考え直すきっかけとなりました。
「被服管理学実験」という授業で、市販されている国内と海外の衣料品を用いて、ホルムアルデヒドの検出実験を行い、衣料品の安全性を評価しました。レポートの作成はたいへんでしたが、表やグラフの作成方法からまとめ方まで、担当の先生からていねいに指導していただきました。卒業研究では、海洋の環境汚染が懸念される衣料品由来のマイクロプラスチックファイバーをテーマにしています。現在は、洗濯時に排出されるマイクロプラスチックファイバーに関する海外の論文を調べていて、ゼミの発表準備を進めています。
学芸員資格の取得を目指していて、大学が加盟している国立美術館のキャンパスメンバーズ制度を利用して、上野の博物館や美術館を訪れることが多いですね。学内には、共立女子大学博物館があり、授業の合間に文化財の展示を見学することもできます。サークルは華道部に入っていて、毎年、共立祭の伝統文化企画で展示をしています。華道部の活動を通して、他学部や学年の異なる学生と交流することも、サークルのよいところです。
本学には「共立アカデミー」というスキルアッププログラムも用意されていて、平日の授業後に学内で受講することができます。私は秘書検定の講座を受講して、資格を取得することができました。他にも、英語のTOEICやIT系のマイクロソフト?オフィス?スペシャリストなどの講座も用意されています。友人といっしょに勉強したり、勉強の後には友人と食事を楽しむことで、資格の取得という目標に向かって努力することができました。
ファッション研究会というサークルに所属して、春の新入生歓迎会や秋の共立祭のファッションショーで、制作した作品を発表してきました。共立祭では、被服学科卒業生の桂 由美さんのブライダルファッションショーも行われています。学生モデルとしてウエディングドレスを着て、共立講堂のステージに立ったことは貴重な経験となりました。私が、受験勉強でたいへんなときに、オープンキャンパスに参加するとモチベーションが上がりました。みなさんも、ぜひ、オープンキャンパスにお越しください。