更新日:2023年02月17日
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繊維製品品質管理士(TES)の認定審査に被服学科学生2名が合格しました。
一般社団法人 日本衣料管理協会が実施している繊維製品品質管理士(Textile Evaluation Specialist, 略称TES)の2022年度認定審査(2022年7月10日実施)に、被服学科の4年生2名が合格しました。
繊維製品品質管理士は、繊維製品の製造や販売を行う企業と消費者の間のパイプ役として活躍するスペシャリストで、能力開発の一環として認定審査を活用する企業も少なくありません。そのため、繊維製品を扱う企業の社員が受験することが多く、学生の受験は全体の10%程度です。2022年度の全体の合格率は16.4%で、そのうち学生が占める割合は8.3%でした。
繊維製品品質管理士の試験科目には、基礎知識を問う短答式(マークシート)試験と応用能力を問う記述試験があります。短答式(マークシート)試験は「繊維に関する一般知識」「家庭用繊維製品の製造と品質に関する知識」「家庭用繊維製品の流通、消費と消費者問題に関する知識」の3科目、記述試験は「事例」「論文」の2科目です。
被服学科では、「被服学ゼミナールA?B」の授業内で繊維製品品質管理士の認定審査に挑戦する学生を支援しています。今年度合格した2名の学生は、2021年度にこの授業を履修しており、2年がかりで合格を勝ち取りました。被服学科では、引き続き1人でも多くの学生が合格できるようサポートしていきます!
「受験対策を行った被服学ゼミナールA?Bの授業で、
「大学在学中の合格が目標だったので、達成することができてとてもうれしかったです。被服学科で学ぶ方はぜひ取得を目指して欲しい資格だと思います。学んできたことを資格という形にすることで、将来にも活かせます。私はアパレル業界に進みますが、資格取得にために培った知識を活かして活躍していければと考えています。」
認定証を手にするM.W.さん |
2人の繊維製品品質管理士(TES)認定証 |