更新日:2023年07月02日
授業紹介
共立講堂で被服学ゼミナールA?B_04の成果発表会を行いました。
被服学科専門教育科目の「被服学ゼミナールA?B」では、プロジェクト別にクラスを編成して、それぞれのクラスで設定したテーマに取り組んでいます。2023年度の「被服学ゼミナールA?B」は01?05の5クラスを開講しており、04クラスでは Cyber Fashion: Cute, Lovely, Cool and Hip Wearablesをテーマに、ウェアラブルコンピューティングやデジタルプロトタイピングを活用した作品を制作し、2023年6月28日(水)に共立講堂にて成果発表会を行いました。
授業では、まず、ブレインストーミングを行って作品の基本的なテーマを検討し、学年の異なるメンバーで4チームを編成しました。次に、各チームで作品のコンセプトを検討したうえでデザイン案を作成し、制作する衣装のパターンメーキングやハードウェアシステム設計に取り組みます。さらに、共立講堂を使用して成果発表会を行うため、衣装を着用するモデルの動作から、ステージの背景映像や会場の音楽?照明まで含めて演出も検討し、使用するデジタルコンテンツから各種資料も並行して作成します。
作品の制作過程では、スケジュールと進捗を確認しながらチーム内で作業を分担して進めますが、コンピュータアニメーションの制作を含めて、実験?テストの段階では想定外の多くのトラブルが発生しました。心が折れそうになることも少なくありませんが、上級生を中心にリーダーシップを発揮して1つずつ問題を解決することで、作品を完成させることができました。
作品 1 | 生命の宿る被服をテーマに、形を変えて進化する衣装を制作しました。流量は毎分20Lの小型電動ファンを2台使用し、スカート部分の装飾を膨張させています。 |
作品 2 | Lewis CarrollのAlice's Adventures in Wonderlandから発想した衣装をそれぞれデザインして制作しました。手首に装着した3軸加速度?ジャイロスコープセンサの信号によって、mp3プレーヤーに記録した効果音を再生しています。 |
作品 3 | 衣装の背面にLEDの光が多重反射するアクセサリを装着しています。CGキャラクタの背景映像などの演出に合わせ、マイクロコントローラを用いてLEDの発光パターンを制御するプログラムを作成しました。 |
作品 4 | Digital Twinsをテーマに、コンピュータアニメーションとLED発光パターンを制御する衣装の作品を制作しています。LEDの光が多重反射するアクセサリも装着しています。 |
2023年8月5日(土)に行われるオープンキャンパスでは、13:10?に共立講堂で「デニムプロジェクト+」に取り組む「被服学ゼミナールA?B_03」クラスとともに作品を発表しますので、ぜひ、ご来場ください。
作品1 |
作品2 |
作品3 |
作品4 |
2022年度 被服学ゼミナールA?B 合同成果発表会の映像を公開しました。
「被服学ゼミナールA?B」3クラス合同成果発表会の映像を公開しました。