ニュース詳細

家政学部被服学科ニュース詳細

更新日：2024年10月17日

展示?講演会

学生主催の第2回和文化継承のワークショップを開催しました

共立女子大学?共立女子短期大学では、「和文化継承プロジェクト－古裂が繋ぐ人と文化－」をテーマに、共立リーダーシップの開発を目的とした正課外活動を進めています。このプロジェクトでは、(公財)五島美術館(世田谷区)や(株)龍村美術織物(京都市)と連携することで、専門家から古裂について学び、知識を深めることができます。

プロジェクト開始から5か月が経ち、2024年10月10日に本学の教職員並びに学生を対象としたワークショップを開催しました。2024年8月に行った1回目のワークショップに続き、龍村美術織物から提供をうけた廃材の生地や、被服平面造形研究室(田中淑江教授)で収集した着物の余り布を使用した小物づくりを通して、小さくなった布も大切にしてきた日本人の精神性を伝えました。

今回のワークショップには約80名の方が参加されました。異なる学年のプロジェクトメンバー14名が準備から当日の運営まで協力し、ワークショップを滞りなく実施できました。参加くださった方は「久しぶりに裁縫を行い、時間はかかったがとても楽しかった」「学生のうちにプロジェクトに参加して広めていく活動は素晴らしい」「古裂の再利用もできて良いイベントだと思う」という前向きな感想を多数いただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

引き続き、こちらのプロジェクトを推進し、能動的な学びを促す教育及び和文化の継承について取り組んでまいります。