更新日:2017年06月23日
研究紹介
被服コンピュータ応用研究室の卒業研究を紹介します。
被服コンピュータ応用研究室では、ファッションと情報技術(IT)の融合をテーマにした研究に取り組んでいます。2017年度の卒業研究では、ウェアラブルコンピュータを応用した衣服デザインとその制作、クロスシミュレーションを用いたコンピュータアニメーションの制作、画像解析によるファッショントレンドの数理的な分析などを行っています。衣服デザインについては、研究室の枠を越えて被服意匠研究室と共同で進めています。
ウェアラブルコンピュータを応用した衣服の制作では、Adafruit社のArudinoマイクロコントーラを用いて電子回路を構成し、LEDの発光パターン制御用プログラムを開発します。コンピュータアニメーションでは、Maya ®等を用いて、衣服だけでなく人体モデルや骨格運動データからモデリングして映像を制作します。ファッショントレンドの数理的な分析では、RubyやRなどのプログラミング言語を用いて分析用ソフトウェアから開発します。幅広い知識や技術が必要とされるため、学生の負担も軽くはありませんが、自主的に勉強会を開催するなど積極的に卒業研究を進めています。
ウェアラブルコンピュータのプログラミング |
マルチカラーLEDの発光パターン制御 |
コンピュータアニメーションのための人体モデリング |
ファッショントレンドの数理的な分析における調査 |
議事録を作成?共有しながらミーティング |
学生間でディスカッション |