更新日:2017年02月07日
研究紹介
【食物栄養学科】学生の提案した医療等事由制限食が、JALの機内食に採用されました。
食物栄養学科の学生 (指導教員:瀬戸美江教授)が提案した医療等事由制限食が、2016年8月より、日本航空(JAL)の国際線に機内食として搭載されています。
2015年度の卒業研究として行った制限食は、①糖尿病食、②低脂肪食、③低カロリー食、④低塩分食の4種です。提案した制限食の全てが、ジャル ロイヤル ケータリング株式会社(JRC)からJALへのプレゼンを通して採用され、JRCが調理製造する成田および羽田発のJAL国際線に搭載されております。実際に低塩分食を食べられたお客様から、「美味しかった」との感想もいただいているとのことです。試作品の一部と試食会の模様を下に掲載しましたので、ご覧ください。(注:試作品ですので、実際に提供されている機内食とは一部異なります)
(左)低脂肪食の試作品:パン、蓮根バーグ(サラダ菜添え)、ノンオイルアクアパッツァ、おからのポテトサラダ、彩りピクルス、ゆずのレアチーズケーキ風の構成となっています。
(右)低塩分食の試作品:パン、鶏肉のパン粉焼き(マッシュポテト、人参のグラッセ、レモン、サラダ菜添え)、カリフラワーのカレー炒め、鮭の南蛮漬け風、マカロニサラダ、スイートポテトの構成となっています。
(左)学内における試食会の様子です。
(右)JRCからJALへのプレゼンの様子です。