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国際学部

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更新日:2018年06月14日

【国際学部】基礎ゼミ学外研修(第四グループ)を開催しました。

国際学部では、1年前期の演習科目である基礎ゼミナールにおいて学外研修を実施し、神田?神保町という立地を活かし、各クラスでキャンパス周辺のさまざまな場所を訪れ、学習意欲の向上やクラスメイトとの親睦を図っています。以下では、本年度開講の13クラスのうち、第4グループの2つのゼミの学外研修について報告します。


1.宇野ゼミ(525日):サントリーホール

 私たちのクラスの〈学外研修〉は5月25日(金)、〈佐藤久成(さとう ひさや)ヴァイオリン?リサイタル〉の鑑賞でした。会場は、赤坂のサントリーホール大ホール。

 曲目は、有名なベートーヴェンのヴァイオリン?ソナタ第5番「春」(スプリング?ソナタ)などの大曲のほか、モーツァルトの「ロンド」、プロコフィエフの「行進曲」のような親しみやすい小曲も含め、全部で二時間半でした。

 佐藤さんの演奏スタイルは、音楽をムード本位に心地よく奏でるスタイルの対極にあり、曲の精神的内容を深く掘り下げ、その成果を舞台上で全身全霊で表現する真摯なものです。

 ゼミのみんなもその姿勢に打たれ、後日、「引き込まれた」「余韻がまだ続いている」という感想を述べる人が多くいました。

 当日のステージでは後半、佐藤さんのスピーチ――求道者のような厳粛な演奏姿勢と打って変わって、素朴で人なつこい――もあり、また最後には興に乗って、アンコ―ルを四曲も弾いてくださいました。

 ゼミのみんなはこのリサイタルによって、芸術表現の深さとむつかしさを目のあたりにし、今後の精神生活に何がしかの指針と糧を得たことと思います。

 サントリーホールという格式ある会場ゆえに、心もちドレスアップしたみんなの素敵な笑顔をご覧ください!


                  サントリーホールのエントランスにて
                    ひろびろとした空間が心地よく、建物の外装もはなやかで、演奏

                   への期待が高まります。とくに目を引くのは、赤?青二色の垂れ幕。


                  サントリーホールのロビーにて

                    ロビーに入ったとたん、カラフルできらびやかな内装に圧倒され、

                   ますます胸が高鳴ります!

      

 

2.李ゼミ(612日):根津美術館

 李ゼミは6月12日(土)に根津美術館を見学しました。

 国宝?重要文化財?重要美術品を含む日本と中国の古美術約7,400件を収蔵する根津美術館では、学生にとって教科書でしか目にしたことがなかったものを鑑賞することができ、大変興味深かったです。また、17,000㎡を超える緑豊かな日本庭園は、都心とは思えないほど趣のある、のどかな空間でおだやかな時間の流れを体感しました。



 見学した後、池袋にある中華料理店「大宝」で親睦会を行いました。本格的な中華料理を初体験して、みんな喜んでいました。そして、ゼミメンバーの交流が深まるよい機会となりました。


 ゼミ生には翌週、「中国の青銅器」または「日本の漆芸術」について感想文の提出を課題としました。


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