Faculty of International Studies
更新日:2017年07月28日
【国際学研究科】大学院構想?研究計画発表会を開催しました。
7月20日(木)、大学院国際学研究科では大学院構想?研究計画発表会が開催されました。昨年の発表会では4名の2年生、そして1名の1年生が発表を行いましたが、今年は2年生、1年生それぞれ一人ずつとなり、寂しさの否めない状況でした。しかし、2年次に進んだゴさんはベトナムからの、今年入学した1年生のウさんは中国からの留学生であり、国際学研究科らしい雰囲気の中で発表が行われました。
発表題目は以下の通りです。
氏名 | 題目 |
ウ?キントウ | テレビドラマに見られる日本語の性差―感情ことばを中心に― |
ゴ?ティタオ | 日本とベトナムとの国際協力の現状と課題―教育?人材育成分野及び日本語人材教育を中心に― |
質疑応答では、ときに厳しい質問も投げかけられましたが、研究の進捗に批判的な問いかけは不可欠です。それを糧にして、ウさんは今後の研究計画の具体化を進め、またゴさんは、夏休みに行うというベトナムでの現地調査をふまえ、論文の完成度を高めていってもらえればと思います。
発表会後の懇親会では、一転して和やかや雰囲気の中、それぞれのテーマにかんする議論や、日本とベトナム、中国(さらに参加されたGSEのマーク先生の母国オーストラリア)の文化比較などに話が咲きました。
発表会には、大学院進学を考えている4年生の姿も見えました。留学生が研鑽を積んでいる国際学研究科は、まさにグローバルな学びの場といえます。来年度は日本人の院生を迎え、学生レベルでも切磋琢磨、交流ができる環境になることを願っています。