Faculty of International Studies
更新日:2020年09月04日
研究紹介
【国際学部】専任教員が「アジア太平洋研究賞(井植記念賞)」を受賞しました。(岡部正義専任講師)
国際学部の岡部正義専任講師が、第19回「アジア太平洋研究賞(井植記念賞)」の本賞受賞者に決定しました。同賞は、「アジア太平洋フォーラム?淡路会議」が、アジア太平洋地域における「多文化共生社会」の実現に資する人文?社会科学領域の日本人学生や留学生の優れた博士論文を表彰するものです。
受賞対象となった論文は、岡部専任講師が東京大学に提出した博士論文「Economic Analyses of the “Reversed Gender Disparity” in Education and Development in the Philippines(フィリピンにおける教育開発分野の「逆向きジェンダー格差」に関する経済分析)」です。この論文は、フィリピンを事例に、アジア諸国や開発途上国における「男子の教育不振」について開発経済学と地域研究の双方から実証研究したもので、選考理由には、「フィリピンの農村地域に3年間滞在し、鋭い観察眼を養い、その上でデータ収集、そして経済学的な質の高い実証研究に基づく実態解析、さらにそれに基づく的確な政策提言をする」論文であると記されています。
岡部専任講師は、本年4月に国際学部に着任し、主としてグローバル?スタディーズ?コースで「国際協力論」「開発経済学」等を担当しています。
受賞発表の記事は以下のリンクをご覧ください。
(受賞者の発表、関連資料)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20200717_5710.html
(受賞者の略歴、受賞論文の要旨)
http://www.hemri21.jp/awaji-conf/project/commendation/19th/awards/winner02.html