Faculty of International Studies
更新日:2023年03月08日
授業紹介
【国際学部】国際事情?フィールドワークでニューヨークに行きました。
国際事情?フィールドワークの講義の一環として、ニューヨークで2023年2月4日より11日まで研修をおこないました。コロナの感染拡大に伴い、2020年度はオンラインで、21年度は国内旅行のみとなっていましたが、3年ぶりの海外に渡航しての実施が可能となりました。履修学生22名は、時差ぼけで3時間おきに夜、目が覚めたり、バスの中で眠くなったりという体験をしました。
国連本部の見学では報道映像で見た会議場の椅子に座ることができ、また展示品を見たりしました。(残念ながら、安保理会場は使用中で見られませんでした。)日本政府代表部では、太田雄也書記官と小松庸人書記官にお忙しい中、お時間を割いていただき、日本の国連外交の実務についてお話しいただきました。New York City LibraryのLive Performance Artの部門や新設間もないブロードウェイミュージアムも訪問することができました。
(左)国連本部ビル内総会会議場 (右)ブロードウェイミュージアム
色々な美術館や博物館もまわりました。移民博物館ではアメリカの移民の歴史を垣間見ることができ、9.11ミュージーアムでは、履修生の生まれる前の2001年に起きた同時多発テロについて、音声までもが残っており、衝撃的であったという感想を述べる学生もいました。もっとも人気があったのは、メトロポリタン美術館で、ここに住みたいという感想がでました。
バーチャルでも確かに景色を見ることはできますし、メトロポリタン美術館の展覧会は日本でも開かれています。国連のHPには国連の紹介ビデオもあります。しかし、その場に自らを置き、自ら体験するということは、履修学生にとって得がたい経験となったと思われます。
今回研修に参加した学生広報委員の1年生 外門愛里菜さんの感想です。
「ニューヨークでは国連日本代表部訪問や国連のツアーを始めとした、なかなか普段の旅行では体験できないことを体験することが出来ました。私自身初めてのニューヨークでしたので、最初は治安が悪いというイメージがあり、不安は少しありましたが、カバンをすられるなどは全くなく、本当に1週間楽しむことが出来ました。国連日本代表部では短い時間でしたが、とても貴重なお話を沢山聞くことが出来ました。国連でのツアーは英語でのツアーに参加しました。聞き取れるか不安でしたが、全く分からないということはなく、すごく勉強になりました。実際に会議をしている会議場やニュースなどでよく見る会議場にも入ることができ、嬉しかったです。
1週間しかないニューヨーク滞在でしたが、様々なニューヨークにある有名な美術館、博物館を訪問するなど、芸術に多く触れることもあり、また、コロンビア大学では実際に通われてる学生の様子も少しではありましたが見ることが出来て、私もしっかりと勉強しないとと思いました。帰国の日が近づいて来れば来るほど、帰りたくなかったです。ニューヨークに行ってもっと英語に触れていたいと思うようになりましたし、まだ漠然ではありますが、将来やってみたいことも増えました。本当に貴重な体験ができてとても良かったです。またニューヨークに行きたいと思っています。」
(左)国連本部ツアーに参加している学生の様子 (右)国連日本政府代表部の方との集合写真