Faculty of International Studies
更新日:2024年08月09日
授業紹介
【国際学部】アメリカ大使館で行われたオパール?リー氏歓迎プログラムへの参加レポート(学生広報委員による記事)
こんにちは。学生広報委員会の大山英です。
今回は5月21日にアメリカ大使館で行われたオパール?リー氏歓迎プログラムについてレポートします。
©U.S. Embassy Tokyo
(左上)Dr. Nkemjika Ofodile-Carruthers, Mansfield Fellow US Department of Education
(右上)Mr. Russell Duncan, USDA-APHIS-IS Regional Manager, North Asia and Pacific, U.S. Embassy Tokyo
(左下)Dr. Opal Lee
(右下)Ms. Dione Sims, CEO of Unity Unlimited
5月21日にアメリカ大使館で行われた「Juneteenthの祖母」と呼ばれているオパール?リー氏を招いたプログラムに参加しました。GSE Intermediate Research Seminar担当のアサダ先生から、プログラムに参加する学生を募集しているとのご連絡を頂いたことがきっかけです。Juneteenthは1865年6月19日に黒人が奴隷とされていた最後の州であるテキサス州で奴隷解放を宣言した日です。2021年6月17日にバイデン大統領の署名により、6月19日は連邦の祝休日となりました。2024年6月14日付のthe japan times (https://www.japantimes.co.jp/community/2024/06/14/voices/opal-lee-juneteenth-walk-tokyo/)によると、リー氏は2024年5月3日に、バイデン大統領から数十年にわたる活動に対し米国民間人最高の栄誉である大統領自由勲章を授与されました。プログラムでは、連邦政府がJuneteenthを祝日として認定するようリー氏が取り組んだ活動のお話や、アメリカにおける黒人奴隷解放の長い道のりとその記憶のされ方について、インターネットや本ではなく当事者の方から聞くという、とても貴重な経験が出来ました。リー氏の傍聴者に訴えかけるような眼差しと、日本ではまだ認知度の低いJuneteenthの活動をもっと知ってもらいたいという熱意が伝わってきたスピーチでした。
©U.S. Embassy Tokyo ©U.S. Embassy Tokyo
プログラムは英語で全て行われ、聞き取れなかった単語や会話もあり悔しさを覚えました。もっと英語を勉強して次は聞き取ることができるようになりたいと勉強に対するモチベーションが上がりました。プログラム終了後には、大使館職員の方とお話をすることができ「日本の大学生の皆様がこのレセプションに来てくれたのが嬉しい、共立女子大学から来たと聞いて嬉しくなって皆様とお話がしたく、仕事の合間に駆けつけました」とお話を頂いた時に改めて代表として来たという実感が湧きました。その際に頂いた名刺は私の宝物の一つです。
©U.S. Embassy Tokyo ©U.S. Embassy Tokyo
©U.S. Embassy Tokyo ©U.S. Embassy Tokyo
歓迎プログラムの後にはアメリカの学生と合同セッションを行ないました。黒人奴隷の議題をはじめ日米のジェンダー平等についてや、アメリカの銃社会について議論しました。特に、銃社会の討論では日本人学生1人の「アメリカに行きたいが銃が怖い」という意見に対して2人の子供を持つ父親の視点からの意見や実際にアメリカに行った際のお話、アメリカに住む同世代としての意見など多くの意見が飛び交い一番熱く議論されました。一緒に討論をした学生たちとはメッセージのやりとりをする仲になりました。
©U.S. Embassy Tokyo ©U.S. Embassy Tokyo
以前、今回私が参加したようなプログラムに参加をした方から、「まるでアメリカにいるみたいで留学をしている気分だった」とお話を伺いました。大使館の門をくぐると、掲示やアナウンスや会話は全て英語でお話を伺った通り留学しているような気分でした。プログラムでは普段は使わないような表現や私が履修しているGSEプログラムの授業よりもはるかに難しい内容でした。しかし、「この表現聞き取れた」と自分の自信につながることも多かったです。歓迎プログラムや学生セッションで学んだことを今後の学生生活を豊かにするために活かしたいと考えています。
©U.S. Embassy Tokyo ©U.S. Embassy Tokyo
国際学部2年 大山 英
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