Faculty of International Studies
更新日:2024年11月13日
学生の活動
【国際学部】「グローバルフェスタジャパン2024」調査報告(学生広報委員による記事)
2024年9月28日(土)29日(日)の両日、新宿住友ビル三角広場及びその周辺で開催された「グローバルフェスタジャパン2024」について報告いたします。
グローバルフェスタジャパン2024は、10月6日の「国際協力の日」に合わせて、外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)が共催し、日本の各省庁及び各国際機関等が後援となり、各企業の協賛の下、学生団体やNGO、各国大使館等の各種団体が出展ブースを設け、国際協力の活動内容や環境への取り組み、異文化などを紹介する催し物となっていました。
1. 出展団体
協賛企業、学生団体、大学、独立行政法人、JOCV、NGO/NPO、国際機関、大使館、省庁?行政機関
2. 出展内容
国際協力の活動内容、各企業の環境への取り組み、各大使館による各国の文化の紹介、キッチンカーによる世界各国の料理
3. 紹介する団体?機関
ここでは、独立行政法人国際協力機構(JICA)について紹介します。
JICAは開発途上国が抱える課題に対し、技術協力、有償資金協力、無償資金協力の他、ボランティア派遣や国際緊急援助、研究活動、民間連携など、様々な協力メニューを用いて事業を実施している団体です。開発途上国や世界が抱える課題解決のため、政府が開発途上国に対して行う資金や技術協力の「政府開発援助(ODA)」のうち、JICAは二国間協力を行う日本の公的機関として、上下水道や道路などインフラ設備に必要な資金を貸す?贈るといった協力を行っています。また、農業などの専門家の開発途上国への派遣や開発途上国から人々を日本に招いて防災や医療などの研修を行う技術の協力も行っています。
JICAでは海外協力隊として多くの人材(ボランティア要員)を定期的に募集しておりますので興味のある方はJICAまで11人足球网_欧洲杯足球网-官方app下载下さい、とのことでした。また、将来国際機関で働くことを希望している方は外務省国際機関人事センターに伺うとよいとのことです。
4. 最後に~インタビューを踏まえて
今回のイベントに参加して、国際協力に関わっている団体や人々が多くいることに驚かされました。私が中学生の時にアクティブラーニングの授業で開発途上国の問題についてプレゼンして以来、国際協力の分野について関心を持ち始め、本学でもこの分野を専攻しておりますが、今回JICAで活動された方の話を直接聞くことが出来たことは有意義なものでした。その方は、派遣先のグアテマラで、小学校教育に関わり算数教育の向上支援に従事され、帰国後はその経験を生かし、日本国内で不登校のための教育支援を行っていて、JICAでの活動がその後の人生において大きな影響を受けたとのことでした。
また、今回私と同じようにJICA活動に興味を持っている多くの若い人達がいたのにも驚きました。JICAの広報部次長兼広報部報道課長の方と話す機会がありましたが、JICAの活動に興味がある場合には、連絡して頂けたら、大学にも来て頂けるとのことでした。そして、国際通貨基金(IMF)のアジア太平洋地域事務所の担当者との話の中で、「当IMF事務所では、日本人スタッフが足りていないのでもっと若い人たちが私たちの仲間になって、日本の存在感を示して欲しい」と言う言葉が印象に残りました。
今回のレポートが、国際学部の学生の中でも将来、国際協力に関心を持っている人や海外で活躍したいと思っている方々の役に立てれば幸いです。
学生広報委員 髙橋清香
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