Faculty of International Studies
更新日:2024年12月23日
授業紹介
【国際学部】J-FLEC(金融経済教育推進機構)から講師をお招きして、専門基礎科目「経済分析入門B(マクロ経済学入門)」で特別講義を行いました。
2024年12月10日、「経済分析入門B(マクロ経済学入門)」(担当 鈴木紫)の講義に、J-FLEC(金融経済教育推進機構)から講師をお迎えして、「知っておきたいお金の話」と題した特別講義を行いました。
J-FLEC(金融経済教育推進機構)は、2024年4月に、「金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律」に基づいて設立された認可法人です。幅広い年齢層に向けて、一人ひとりのニーズに応えた金融経済教育の機会を官民一体で全国的に拡充していくことを目的としています。
特別講義では、金融リテラシーとは何か、生活設計や家計管理の話から、資本形成の基本とリスク、さらに資産形成の制度について、大学生の目線に立って、幅広く、わかりやすくお話しいただきました。「経済分析入門B(マクロ経済学入門)」の講義では、日本経済、世界経済で起きている事象についてマクロ経済学を用いて紐解く力をつけることを目指しています。講義で学んできたクレジット市場や金融システムについての学びとも結び付けながら、大学生として必要な金融リテラシーを身に着けることを目的とした特別講義となりました。
以下に、受講した学生の感想(抜粋)を紹介します。
金融に関する知識がほとんどなかったので、貴重なお話を聞くことができ、勉強になりました。資産形成にはさまざまな種類があり、それぞれに利点や欠点、リスクの大きさの違いがあるとわかり、講義内容をしっかりと学び直したいと思いました。
今日のお話で大切だと思ったことは、自分のライフプランにあわせて、金融や保険の情報を取り入れていくことです。どうしてもこのようなお話は難しいイメージがあって、後回しにしてしまいがちですが、私達の年齢から学んでいかないと、いざ必要な時に何もわからないことになってしまうことに気づきました。たくさんある情報を、自分に必要なのかを考え、取捨選択できるような力を身に着けていくことが大切だと思います。
今回の講演会の話を聞いて、これからの将来についてお金の面でもしっかり計画を立てることが大切だと感じました。人生設計するうえで、必要なお金がどのくらいなのか、自由に使えるお金はどう使うのかなどを見据えることができると知りました。投資についても初めて仕組みや説明を理解することができました。投資の種類、リスクがあることなど、知識が曖昧な状態で投資を始めることは危険だと感じました。
資産形成の基本として「長期、積立、分散」の3要素が重要であることを学びました。講演を受ける前まで、働き始めてからの投資は、忙しい中でリスクもあり慎重にならなければいけないので大変そうだというイメージを持っていました。しかしながら、ドルコスト平均法などを学び、少額で負担感をおさえた投資についても知ることができ、投資は自身の生活にあった選択をすることが重要だと感じました。