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国際学部

Faculty of International Studies

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国際学部ニュース詳細

更新日:2025年10月01日

授業紹介

【国際学部】鈴木ゼミの学生がトリドール持続可能ビジネスコンテストに挑戦しました。

 国際学部の鈴木ゼミ(国際経済学研究)の3年生が2チームで、第5回トリドール持続可能ビジネスコンテストに挑戦しました。トリドールグループが大学生を対象として開催しているコンテストで、ESG戦略であるマテリアリティ(重要課題) から、解決したい社会課題を選定し、ビジネス上で、収益性を維持しながら、どのような課題解決のアクションが実現可能かを企画するものです。2チームは、6月の説明会参加からコンテストへの挑戦を始め、8月お盆休み明けの企画書提出締め切りまでグループ活動を行いました。

 

 チーム「はっぴーズ」は、「MAHALOプロジェクトで持続的な社会の実現へ」というテーマで、コナズ珈琲の廃棄の際に出るコーヒーかすに着目し、その機能性も生かしながら、香りのクラフトとして「コーヒーかすで作るMAHALO?アロマポット体験」を企画しました。チームで実際に店舗に足を運び、アロマポットも試作して、最終的に「感謝(MAHALO)して未来の地球を守る」という企画の意味づけを考えました。

 

 チーム「おちゃとも」は、「お茶漬け UMAMI Passport」というテーマで、誰もが楽しめる食体験の実現を考えました。完全プラントベースのお茶漬けの素「UMAMI Passport」として、廃棄で出る昆布のだしガラを再活用し、フードロス削減にも貢献する、“共生の一椀”をコンセプトとした商品を考えました。宗教と食に関する認知度や意識、食の制限に関するアンケートも実施したうえで、「UMAMI Passport」を試作して、宗教的?文化的背景に影響を受けず、誰もが安心して楽しめる「共生型食品」を提案しました。

 

 

以下、コンテストに参加した学生の感想を紹介します。

 

チーム「はっぴーズ」

 ビジコンに参加して、身近である食料廃棄問題をどのように解決できるかを改めて考える機会になった。テーマとしてコーヒー廃棄に注目し、国際学部らしさも活かしてハワイ文化と組み合わせることで、新しい価値を生み出せるのではないかと考えた。しかし、環境問題とお店のコンセプトをどう結びつけるかは簡単ではなく、チームで何度も議論を重ねながら方向性を定めていった。単なる廃棄物再利用にとどまらず、参加者がサステナブルな取り組みを楽しく体験し、ハワイ文化を感じながら環境問題に向き合えるよう工夫した。取り組んでみて感じたのは、多くのアイデアを出し合いながら一つに絞り込んでいく難しさと楽しさである。特に「実現可能性」をどう高めるかが大きな課題だったが、チームで「こうしたらどうだろう」「こうあるべきではないか」と積極的に意見を出し合い、前向きに進められたのは大きな収穫だった。結果として、チームワークの大切さや企画を形にしていくプロセスの難しさを実感し、今後の学びにつながる経験になった。

 

チーム「おちゃとも」

 企画を考える上で私が大切にしていたことは、学生ならではの独自性と、商品自体の親しみやすさがあるかどうかと、最終的に最も重要な収益性の部分です。学生にしか思いつかないような企画を考えながら、収益性も頭に入れておかなければならないとなるととても大変でした。企画提案をすること自体が初めてだったため、この企画を初めて聞いた人全員に理解してもらえるような企画(パワーポイント)にするにはどのような表現をしたらよいかを考える時間が最も長かったと感じています。また、ビジコンに参加して、グループワークをすることで自分の意見をしっかりと伝えることの難しさと重要さを学ぶことができました。グループワークが滞っている時でも自分が今なにをできるのかを伝えることで、少しでも作業が進んだことが何回かありました。とてもいい経験であったと感じています。