11人足球网_欧洲杯足球网-官方app下载

图片

国際学部

Faculty of International Studies

11人足球网_欧洲杯足球网-官方app下载へ戻る

国際学部ニュース詳細

更新日:2025年11月18日

授業紹介

【国際学部】菅野ゼミが神戸ゼミ合宿を行いました(孫文記念館見学、流通科学大学?新ゼミとの学生交流、元町?南京町見学)

 2025年8月17日(日)から18日(月)にかけて、国際学部の菅野敦志先生および4年?3年ゼミ生の有志11名が兵庫県?神戸市でゼミ合宿を行いました。ちょうど今年は孫文没後100年の年であるため、神戸の街に近代日中関係の足跡を探ることをテーマとしました。また、大学交流として、流通科学大学?新雅史ゼミの皆さんと一緒に合同研究発表会および交流会を開催して意見交換を行いました。地域理解にかかわる活動としては、商店街研究がご専門の新先生による解説を受けながら、元町?南京町を見学しました。

 1日目は、孫文記念館(移情閣)を訪れました。歴史の偉人を通じて日中関係の重要性を改めて認識する機会を得ることができ、非常に意義深い初日の学びとなりました。記念館がたたずむ舞子公園からは、明石海峡大橋と絶景を眺めることができました。

 2日目は、こうべまちづくり会館を会場に、学生による研究発表と学生交流が行われました。流通科学大学では外国からの留学生が多数在籍されており、交流会では日本人学生のみならず留学生との意見交換を通じて多くの刺激を受けることができました。交流会の後は元町?南京町の商店街を見学し、地域社会の特色づくりについて学びを深めました。ご協力いただいた流通科学大学の新雅史先生および学生の皆さんに心からお礼申し上げます。

 

以下、参加した学生の感想を紹介します。

 

?????????????????????????????????????????

 

齋藤 舞(国際学部 菅野ゼミ4年、ゼミ長)

 

 今回の神戸ゼミ合宿に参加して、初めて神戸という街をじっくり見ることができました。訪れる前は、正直どんな場所なのかあまり印象がなかったのですが、実際に訪れてみると、街のあちこちに本格的な外国料理のお店が多く並んでいて、想像以上にグローバルな街だと感じました。

 なぜこうした街並みになったのだろうと考えていたところ、新先生や菅野先生、そして流通科学大学の学生さんがそうした背景を説明してくださり、神戸が多文化的な歴史を持つ都市であることを知ることができました。

 ゼミ合宿一日目に訪れた舞子公園にある孫文記念館(移情閣)では、孫文と神戸とのつながりについて初めて知り、孫文と日中関係に対して深く理解することができました。さらに、ゼミ合宿の日程以外で個人的に訪れた関西万博でも、これまで知らなかった国や文化に触れることができ、楽しみながら世界の多様性を学ぶことができました。観光として行くのではなく、合宿という学びの機会を通じて訪れたことで、神戸の歴史的?政治的な背景を意識しながら街を見ることができた点が特に印象に残りました。

 ゼミ合宿二日目には流通科学大学の新ゼミの皆さんとの交流会がありました。新ゼミの学生さんとは、交流会のときに相手の方から話しかけていただいたことがきっかけでつながることができました。神戸の印象や東京の生活についてお互いに意見交換をするうちに、自然と会話が弾み、その後共通の趣味があることが分かったことで、東京に戻ってからも連絡を取り合うようになりました。

 思いがけないご縁でつながることができたのに私も驚きましたが、大学や地域が違ったとしても、共通点を持つ人同士は理解し合いやすい、ということを実感することができました。こうした出会いを通して、これからも人とのつながりを大切にしていこう、と改めて思いました。余談ですが、新ゼミのおすすめのパン焼きどころRIKIで買ったパンが美味しかったです!ハードパンもソフトパンも種類豊富でリピートしたくなる味でした。

 今回の合宿を通して、普段何気なく見ている風景にも必ず背景や理由があるのだ、ということを学びました。今回のゼミ合宿での経験から、自分の身近な地域についても、これまで意識してこなかった歴史や社会的背景をもう一度考え直してみようと思いました。最初は共通点がないと思っても、対話を重ねる中で意外な共通点を見つけ、思いがけず深くつながることもあることから、今後も人との縁を大切にし、今回の学びを自分の研究や日常の中で生かしていきたいと思います。