ちよだコミュニティラボライブ!2025
2025年3月2日(日)、千代田区役所にて、ちよだコミュニティラボライブ!2025「まちの文化祭 1Day Fun Live@CHIYODA」が開催されました。
共立女子大学の学生?教員が千代田区と連携して進めている「千代田区怪談お散歩マップ」プロジェクト(千代田学)では、学生6名、教員1名で、「大学連携 千代田学研究発表」枠内での報告を行いました。
※「千代田学」は千代田区内の大学、短期大学が区の施策に関する調査?研究を行い、その成果を通して地域や区政に貢献することが期待される千代田区による事業です。千代田区ホームページ - 「千代田学」調査?研究実績報告書 (chiyoda.lg.jp)
「大学連携 千代田学研究発表」ブースには、各プロジェクトを紹介するパネルが掲示され、広く来場者に「千代田区怪談お散歩マップ」の内容を紹介することができました。
本プロジェクトでは、教員による簡単な説明ののち、パワーポイントを併用しつつ、学生6名によるリレー形式での口頭発表を行いました。
そして、お散歩マップの内容や、昨年行った街歩きイベントの様子、マップ制作時に工夫した点や苦労した点などをお伝えしました。
他大学の参加者から本プロジェクトの学生?教員に向けての質問や意見なども出され、活発な議論を行うことができました。
また、「まちの文化祭」全体のブース発表等が終了した後には、一般の参加者やスタッフも交え、ランダムにテーブルを囲んでのワークショップが開かれました。具体的にはテーブルごとに、今後の「まちの文化祭」をよりよくするためのディスカッションが展開されました。
ディスカッションの内容を踏まえての、全体への報告を行う場では、本プロジェクト参加学生も発言の機会を得て、議論の内容を分かりやすく紹介していました。今後の様々な可能性を示す交流を行うことができ、学生にとっても教員にとっても、非常に有意義な時間となりました。
余談ですが、学生たちと区役所前に集合した際、皇居方面からタヌキがあらわれたのは楽しいサプライズでした。「千代田区怪談お散歩マップ」に載せた江戸怪談には、番町の化物屋敷に出た一つ目の化物の正体が「古狸」だった、というものがあります。皇居(かつての江戸城)内に棲むタヌキが、我々の活動を見守るべく、姿をあらわしてくれたのかもしれません。(文芸学部 准教授 今井 秀和)

ちよだコミュニティラボライブ!2025 千代田学研究発表の様子