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更新日:2025年12月25日

留学?海外研修

オックスフォード夏季海外研修レポート(イギリス?Jesus College)

2025年度 イギリス?オックスフォード夏季海外研修に参加された方のレポートをご紹介します


文芸学部 2年 M.Kさん

 

はじめに

 今回私はイギリス オックスフォード海外研修に参加しました。研修の参加を決めた理由としては、近い将来留学を考えておりその前に海外での留学を短期間経験しておきたかったことで、イギリスに決めたのは、ネイティブとの英語のコミュニケーションを通じて英語力の向上を目指したかったのと、美術や建築に興味がありヨーロッパの芸術を肌で体験したかったという気持ちがあったからです。

 

授業について

 授業は平日の月曜日から金曜日まで2週間実施され、午前中は座学を中心とした講義型の授業で、午後はオックスフォード大学の現地の学生さんとプロジェクトワークのための準備や話し合いを行う授業でした。午前中の授業では1週間ごとに別の現地の先生が担当してくださり、最初の週ではビジネス、リーダーシップ、文学について、次の週では、主にSDGs、キリスト教を中心とした宗教、イギリスの教会建築について授業を受けました。

 1週目の授業を担当してくださった先生は、座学が中心でしたが、時折ペアで話し合う時間や自分の考えを共有する時間を作ってくれました。以前はみんなの前で自分の考えをいうことは得意ではなく、しかも慣れ親しんだ言語ではなかったのでしどろもどろになってしまいましたが、先生はどんな意見でも真摯に聞いてくださり、それに対してコメントしてくださるので、自信がつき、だんだんと下手でも挑戦できるようになりました。ビジネスマンの話や、真なるリーダーシップのお話は海外ならではの授業だったのでとても新鮮で勉強になりました。

 2週目の授業を担当してくださった先生は、座学で学んだ知識を実際に目で確かめるべく、授業の中でフィールドワークをほぼ毎日取り込んでくださり、オックスフォードの街並みを楽しみながら、オックスフォードでのSDGsの取り組みやイギリス独特の建築を体感できました。宗教の話ではキリスト教だけでなく、日本の宗教観や慣習についても意見を求められ、海外の方にわかりやすく伝えることに苦労しました。しかし、先生は興味を持って聞いてくださったり、様々なことに質問をしてくれ、異文化交流を深められて、とても楽しかったです。

 個人的に美術史や建築の話をたくさんできたのは今後の大学生活のモチベーションにもなり、とても楽しかったです。

フィールドワークで訪れた教会①

 

フィールドワークで訪れた教会②

 

フィールドワークで訪れた教会③

放課後?週末の過ごし方

 平日の授業が終わった後の放課後の時間はオックスフォードの街並みを探索していました。友人とともにオックスフォードのお土産屋さんやウェストゲートというショッピングモールに行ったりすることもあれば、一人でただ散歩をしながらオックスフォードの他のカレッジの建築やカレッジの近くにあるアシュモレアン美術館に行きました。滞在一週間がたった頃には徐々に緊張がほぐれて疲れも出てきたのでそういう日は寮でのんびりしたり、友達と夕飯を食べながらのんびりしたりしました。

アシュモレアン美術館

 

 オックスフォードはいくつかものカレッジが集まっており、一見するとみんな同じように見えますが、よく見てみると自分が普段生活しているところとは違う点が多く、日本とは雰囲気が全く違う大学の建築を体験できてとても楽しかったです。

 また、その他にはプロジェクトワークの後にクリームティーに行きました。きれいな店内でゆっくりとおいしいスコーンと紅茶を楽しみました。

クリームティー

 建築を担当してくださった先生がラドクリフ?カメラやオックスフォードの街並みを一望できるタワーに連れていって下さり授業で学んだ建築の装飾品などを間近に見ることができました。その時ばかりはイギリスに来たんだという感動が芽生えました。

友人とオックスフォード探索
タワーからみたオックスフォードの街並み

 週末は友人とともにロンドンに行きました。ナショナルギャラリー、ビッグベンなどを回りながらオックスフォードとは違ったロンドンの街並みを楽しみました。

 オックスフォードからロンドンまでは一時間弱電車で移動をしましたが、日本とは全く異なるシステムに戸惑いドキドキしましたが、その日本との違い普通車でも新幹線のような座席になっているのも異文化を感じることができて面白かったです。

 地下鉄のシステムは日本と少し似ていると感じましたが、デモやストライキによる駅の運休に遭遇してしまい、回り道せざるを得ななかったり道に迷ったり思わぬアクシデントがありました。

ロンドン行きの列車

 

 特に私は美術史を専攻しているのでナショナルギャラリーは絶対に行きたかったので今回行くことができてとてもうれしかったです。日本の美術館の順路形式の会場とは異なり、年代や画家ごとにいくつかの部屋に分かれており、来館者は自由に行き来することができる構造になっており、美術館の広さも所蔵数も圧倒的で本当に驚きました。ゴッホの?ひまわり?、モネの?睡蓮??積み藁??サン=ラザール駅?などの 共立の授業で学んだ?キリストの洗礼?や?アルノルフィー二夫妻像?なども実際に鑑賞することができて感動しました。日本の美術館ほど静かではないですが、それほど混雑しておらず見たい作品を見ることができたのでよかったです。

ナショナル?ギャラリー

 寮について

 寮は2人1部屋で、ベッドルームは個室になっていて、机やソファがおいてある共有スペースがありました。9月のイギリスは日本よりずっと寒く、暖房設備はなく、夜はとても肌寒かったです。古い建物なのである程度仕方がないですが、部屋ごとに設備に若干の差がありました。具体的にはケトルが各部屋になかったり、シャワーとトイレの位置もまばらでした。最初はケトルがある部屋の友人にケトルを借りていましたが、カレッジ内を少し歩いたところに学生が自由にくつろげる共有スペースがあり、そこに置いてあったケトルや電子レンジを利用するようになったので不便はなかったです。

 朝食、昼食は寮で食事をとりました。朝食は毎日メニューは変わりませんでしたが量もちょうどよく、ヨーグルトやフルーツなども豊富だったので、組み合わせを考えれば飽きることはないと思います。個人的に朝食は土日問わず毎日食べれたのはありがたかったです。昼食は平日のみでバラエティ豊富な食事を楽しみました。イギリスは日本に比べると食事が質素で種類も少ないものだと思っていましたが、寮での昼食はとてもおいしかったです。時々ケーキなどのデザートも食べましたが、日本と少し味が違っていたりしておいしかったです。

 

寮のベッドルーム
寮の共有スペース

 

寮の朝食
寮の昼食

 

まとめ 

 今回イギリスのオックスフォードでの研修という、とても貴重な体験ができ、英語力だけではなく、今後の大学での学びのモチベーションになったり、精神的に一歩踏み出せる勇気が芽生えました。異国の地で生活することは不安もありとても怖かったですが、研修の主催?運営スタッフの方や現地のサポート学生の方々、街の方々が助けてくださり乗り越えることができました。窮地の状況でも誰かに助けを求められるようにもなったと思います。

今回学んだことや感じたことを決して忘れることなく今後の大学生活に活かしていきたいです。次の機会があればもっと英語を話せるようになっておきたいです。

 とても充実した楽しい2週間でした。

ジーザスカレッジ
この修了証は宝物です!