2023年度　ハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジ夏季海外研修に参加した学生のレポートを紹介いたします。

 

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国際学部1年　M.Tさん

◆はじめに

2023 年 8 月 22 日から 9 月 3 日までの約二週間ハワイでの研修旅行に参加しました。

研修に参加した目的は、語学力向上でした。また、二年次から行きたいと考えている長期留学に備えたプレ留学も兼ねられると考え 1 年次の夏期に参加することを決めました。このレポートでは、ハワイでの生活と私が感じた日本とハワイの違いをお話しします。

 

◆プログラムについて

平日は、カピオラニコミュニティカレッジで勉強に励みました。基本的に午前中は英語の授業を受け、午後はハワイの文化や歴史を学ぶという日程でした。英語の授業は、スピーキングがメインで、生徒が主体となり英語を積極的に話せるような授業形態でした。言いたいことは沢山あるのに英語で伝えられないもどかしさはありましたが、どんな簡単な単語であれ伝わった時の嬉しさは言葉では表現できないぐらいのものでした。

午後は、ワークショップを行う日もあれば、実際に観光施設等を訪問する日もあり、ハワイをよりよく知ることの出来る貴重な時間となりました。特に印象に残っている経験はハワイの最高裁判所で模擬裁判を行ったことです。模擬裁判の前日には、同室の子と単語を調べながら全体の流れを確認したり、読み合わせをしたりなど夜遅くまで練習しました。他にも、真珠湾攻撃で知られる Pearl Harbor の見学をしたり、ウクレレやフラの体験もしました。フラの体験では、2 時間弱の講座で一曲仕上げてしまうというハードなスケジュールで、仲間同士支え合いながら頑張りました!幼いころからフラを習っているため、本場でフラを踊れる嬉しさと夢心地な気持ちはこれからもフラを続けていくモチベーションを高めてくれるものでした。

 

◆放課後の過ごし方について

放課後と休日は、仲間と一緒にハワイ観光を楽しみました。マラサダという揚げパンで有名なレナーズやプールなどいろいろな所に行き、たくさん美味しいものを食べました。ホテルに付いてるようなプールではなく、ウォータースライダーがいくつかあり波のプールや流れるプールがあるウォーターパークに行きました。そこはハワイでも人気が高く、週末は地元の子供たちや家族連れが多かったのですが、園内はとても広かったので混雑している感じはなく一日たっぷり楽しむことができました。ルームメイトの S ちゃんとは、体重を変えずに日本に帰ろうという話をしていたので、基本的にバスなどは使わず、ずっと歩いていました。学校の前にダイヤモンドヘッドに登った日もありました。その効果もあり、たったの 2 週間しか滞在していませんでしたが少しホノルルの道に詳しくなった気がします。

次に私が感じた日本との大きな違いは、「安心感」です。日本の「 当たり前」がハワイでは通用しないこともあると認識しました。例えば、飲食店で無償で提供してくれる水であたり、店員のおもてなしと態度の違いです。ハワイにはチップ文化があるので、チップを渡さないと店員の態度が一変することも少なくありません。他にも、バスが予定時刻に来なかったり、19 時過ぎはもう一人で歩くのが怖いぐらい街中の色が変わります。これらの、日本では当たり前に思えてしまうことが、日本を出ると当たり前ではなくなるということを身に染みて体験することができました。渡航する前から日本とは違うという心構えでいましたが、自分が想像していた以上にうまくいかないことのほうが多かったです。

◆おわりに

最後に、今回の研修旅行では研修前からの友達がもいなく、先輩の参加人数の方が多かったので参加前はとても不安でした。しかし、異国の地で仲間と支え合い協力しながら色んな事に挑戦したり、参加者全員でご飯に行ったり、花火を見たり、学部や学年を超えてお互いの話をしたり、思い返せば楽しかった思い出しか残っていません。帰国した今でも、校内で会ったら手を振ってくれる仲間に出会えたことが一番の思い出です。