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更新日:2018年10月30日

海外研修リポート

夏季海外研修レポート(フランス?アンジェ西部カトリック大学)

2018年度フランス アンジェ西部カトリック大学 夏季海外研修に参加した方の

レポートをご紹介します。

フランスでの研修を終えて

 文芸学部 1年 A.A

 8月6日から9月2日までの期間行われたフランスでの語学研修及びフランスの文化についてどのように触れ、どのように得ることが出来たのか

 このレポートを通し報告する。

 

    ①   研修に参加した自分なりの目的

研修に参加した目的はフランス語の上達と授業で学んでいるフランスへの考えを深めようと考えたからだ。入学以前からフランスに対して興味を持ち大学ではその興味に対して深く追求し、長期留学をしてみたいと考えていた。そして、大学に入学してからはフランス語やフランス文学についての授業を通し、さらにフランスについての興味が深まった。そこで現地に行くことでこれからの学習に生かしていこうと思う同時に長期留学につなげたいと考え研修に参加することを決めた。

 

    ②   研修の概要

フランスでの研修での生活をまとめる。

?語学学校

研修は主に語学学校を中心に活動をした。月曜日から金曜日に学校での授業があり、朝9時から授業が始まり17時頃に終わるという流れだった。授業内容は三つに分かれており文法、聞き取り、スピーキングを毎日交代で文法を中心に授業があった。フランス語でフランス語の文法を先生が説明してくださった。一番下のコースでは先生が生徒たちの分らない単語やわからない文法などをジェスチャーや絵を通して初心者でも分かるように説明してくださった。私は先生の質問していることに対しきちんと答えることを心掛け分らないことは質問するようにした。その時先生も私の質問を丁寧に聞き取ってくださり、私が分かるまで説明してくださった。聞き取りの授業では早いスピードの音声を聞いて授業が進んだ。最初は聞き取ることができなかったが毎日音声を聞いておくことにより耳も慣れ簡単な自己紹介の文を聞き取ることが出来るようになった。スピーキングの授業では大学院の方がモニターとして授業をもってくださりゲームを通して文法の授業とリンクさせながら楽しくフランス語を話すことのサポートをしてくださった。そのおかげもあり話すことへの抵抗もなくなった。昼食は学校の食堂で食べることができモニターの方とお話をしながら食べることができ、授業で学んだフレーズや単語を使って話しかけると文法が間違っていても丁寧に返してくれた。

 

?休日の過ごし方

アンジェの町は小さかったが、観光するところが沢山あった。アンジェ城、美術館、教会などに休日は足を運んだ。また街並みは古いままの街並みであり建物の一つ一つに異国情緒を感じた。川など一つとっても日本のものとは異なりそこに行くだけで休日を楽しむことが出来た。

 

?課外学習

語学学校を通して課外学習に行った。私が行った場所は三か所であり、フランスの文化や景色、歴史など自分の目や耳を通して感じることができた。特にモンサンミッシェルでの課外学習では実物を実際に見ることができ感動した。また課外活動を通して他の国の方とも話すことが出来た。

 

?パリでの観光

語学研修が終わり、最終日は3時間のパリの観光をした。3時間という時間を最大に楽しむためにガイドさんが私たちの希望を聞きスケジュールを組んでくださり有名な場所へと連れて行ってくださった。フランスといえばというものがたくさんあり観光を楽しむことが出来た。観光地ということもあり多くの人がいたのでスリに気を付けるよう言われたが安全に過ごすことができた。

 

    ③   研修の具体的成果

成果としての一番は、フランス語の上達だと考えられる。生のフランス語に毎日触れ、レストランや買い物に行くにもフランス語を聞き取るということをしていたことにより、リスニングの能力が上がったと思う。また授業で扱う単語をメモしていくことにより毎日単語の数をふやすことができた。そして話すということが考えるより先に言葉が出るようになったということにも私は上達を感じた。

また自主学習のやり方として、フランスの語学学校で勉強したやり方が役に立つと思えたので役に立てようと思う。具体的な勉強のやり方として耳から入るということだ。日本では文法を勉強することにより理解を深めていくが、フランスの語学学校では耳から言葉を入れてからその後自然と理解していくということが求められた。この方法により考えるよりも先に言葉が出るようになったのだと思う。

 

    ④   研修を通して学んだこと

研修を通してフランスの魅力に気づくと同時に日本の良さにも気づくことができたのではないかと思う。フランスの歴史や文化、景色、フランス人の考え、フランス人の行動の仕方など日本とは違うところも多く驚くことも多かったがそれと同時に違うところが魅力的に映った。具体的に言えば店での店員と客との受け答えだ。フランスでは電話をしながら客に対応するなんてこともありお客様対応がある日本では考えられないことだ。しかしこれを逆に考えると客と店員の立場が平等である。またお店で会計してもらう時なども挨拶を互いにするというのは魅力的だと思った。逆にコンビニや日曜日にお店が開店しているところも少なくそこは日本の魅力あるなと思えた。

 

 フランスでの研修を通しフランス語の上達はもちろん、文化などの魅力や違いを深く考えるきっかけとなった。

 この経験を生かしてこれからの学習に生かしたい。

 

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(発信=学生課 国際交流担当<本館2階>)