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ALUMNI INTERVIEW
卒業生インタビュー
看護学部

共立で学び、実習で指導を受けた
「患者さん個々に合わせたケア」の大切さを実感しています


看護学部 看護学科(2018年度卒業)
公立学校共済組合 関東中央病院 看護部 ICU所属

Q1 現在のお仕事の内容について詳しく教えてください。

ICUに所属し、急性期にある患者さんの看護に携わっています。患者さんは予定手術後の方から脳卒中、心筋梗塞や心不全?肺炎を患っている方など様々です。患者さんの快復に向けて医師や看護師だけでなくリハビリテーション専門職や薬剤師、臨床工学技士、ソーシャルワーカーといった多くの職種とも連携します。また、入職して3年が経ち、後輩看護師をサポートするフレッシュパートナーやフロアリーダーとしての役割も担うようになりました。

Q2 共立での学びが現在のお仕事に活かされていることは何でしょうか。将来の目標についても教えてください。

実習でお世話になったことと、急性期から慢性期?地域までの幅広い期間の看護を学ぶことができると考えたことが今の勤務先に就職した理由です。大学の授業ではバイタルサインの基礎からケア技術の根拠などを学び、実習で看護展開までを行います。現在は毎日異なる患者さんの看護展開を実践しています。超高齢社会の現在は、患者さんが抱える疾患も複合的で、経験が浅く「まだ勉強不足だな」と感じることもありますが、大学で学んだ基礎に立ち戻り、日々業務にあたっています。また、働く上で辛いことや、「もう少し何かできたのではないか」と悩むこともありますが、所属部署の先輩?後輩に支えられています。ICUから一般の病棟に移り、リハビリや外来受診の際にICUを訪れてくださる患者さんがいることにやりがいを感じます。そして「ありがとう」と感謝の言葉を頂戴した時や、退院した患者さんの快復した姿を拝見した時がもっとも心が温かくなる瞬間です。患者さんの入院中の状態だけにとらわれることなく、入院するまでに過ごしてきた生活背景と疾病との関連も意識しながら患者さんに接し、関わりを深めていきたいです。

Q3 学生生活の中で、学び以外の内容で印象に残っていることを教えてください。

空きコマ時間に友人と教室で楽しくおしゃべりをしたり、皇居の周囲を散歩したことが印象に残っています。また、近隣の他大学のサークルに所属し、他の学部?学科の学生との交流があったからこそできた貴重な経験もありました。

Q4 ご家庭やお仕事など今後のキャリアデザインをどのようにお考えでしょうか。

いずれは看取りの現場で働きたいと考えています。どんな仕事であっても求められる精神力は、看取りの現場ではより一層大きなものですから、それと同じくらい自分の人生も楽しむことを忘れないでいたいです。

Q5 共立女子大学、看護学科の魅力は何だと思われますか。

実技練習に時間を割き、そのための場所を設けてもらえること、地域の方々に協力いただきながら臨地実習前に実技試験が実施されることです。これは技術だけでなく患者さんへの話しかけ方を意識するきっかけにもなります。実習は都内にある複数の実習協力施設で行われ、実習を終えた後の体験報告や友人から自分が実習を経験していない施設の雰囲気や特色といった情報を得ることができるので、興味がある分野や次に実習に行きたい施設の選択に役立てられることです。

Q6 特に今のあなたの礎となった共立女子大学での経験や体験をお聞かせください。

「成人看護学」「老年看護学」「小児看護学」など領域ごとの演習で学び、様々な病院での実習でよく指導を受けたことが、「患者さんの置かれた状況を想像して会話し、ケアをすること」です。ICUで働いていると患者さんご本人ができることであっても、つい介助してしまうことがあり、患者さん個々に合わせた援助をすることの大切さを実感しています。

(2023年1月掲載)

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