更新日:2016年10月28日
FD活動
FD?SD研修会 秋セミナー(第2回)を開催しました。(平成28年10月27日)
本学FD委員会では、平成28年度、「学生生徒の価値創造及びその最大化」を共通コンセプトとして、地域連携?教育改革?IRの3つをテーマに掲げ、計3回のセミナーを企画しました。
今回は「教育改革」をテーマとして、平成28年10月27日(木)、神田一ツ橋キャンパス2号館にて、共立女子短期大学と中学高等学校の取り組みについて事例紹介を行いました。
参加者数は本学教職員計64名を数え、具体的で先進的な発表に参加型の要素が含まれたこともあり、身を乗り出して聞き入る様子も見受けられました。
【事例紹介1】
(発表者:中学高等学校 桒子研教諭 )
共立女子中学高等学校では、ICT機器を活用した教育改革を進めており、本年9月に導入した最新の電子黒板やタブレット端末で、アナログとデジタルを融合した授業改善の取り組みを進めています。
今回のシステムは、従来型の黒板と併用できるようになっている点が特徴で、幅広い層の教員に活用の道がひらけています。
事例報告では、模擬授業を交えた紹介を通して、ICTの活用により準備の時間を省き、より密度の濃い授業を実現できる様子が披露されました。
中学高等学校HP「アクティブラーニング物理」の動画はこちらから
【事例紹介2】
(発表者:文科 西村厚子教授)
今年度より語学科目においてプロジェクターやタブレット端末を活用している教員の一人として、アクティブラーニング型授業の実演を交えて、紹介がありました。
ICTの導入にあたっては、2号館に設置されたメディアラボとの協働で教材作成から授業運営までを行っています。受講した学生からは高い満足度を得ており、成績の平均点も前年度を上回る結果が出ているという報告がありました。
教室3面を活用したプロジェクターシステムでは、複数グループの進捗状況や回答内容に応じた支援が可能になるなどメリットについて紹介がありました。