更新日:2016年11月29日
FD活動
FD?SD研修会 秋セミナー(第3回)を開催しました。(平成28年11月17日)
本学FD委員会では、平成28年度、「学生生徒の価値創造及びその最大化」を共通コンセプトとして、地域連携?教育改革?IRの3つをテーマに掲げ、計3回のセミナーを企画しました。
第3回目となる今回は、「IR」をテーマとして、平成28年11月17日(木)、神田一ツ橋キャンパス2号館で講演会および意見交換会を行いました。
参加者数は本学教職員計89名を数え、充実した学びの機会となりました。
【講演会】
(講師:大正大学 学長補佐/山形大学エンロールマネジメント部 教授 福島真司氏)
本講演会では、エンロールメント?マネジメントやマーケティングの定義、IRの考え方等、基本的な事項を踏まえた上で、具体的な事例を交えながら大学として構築すべき体制や策定すべき方針等が示されました。
?学生の「ため」に考えるのではなく、学生の「立場になって」考える姿勢を貫くこと。
?個人的な考えや憶測をベースに主張し合うのではなくデータやFACTも重視し、議論する組織文化を醸成すること。
?学生のことを知り抜き、社会の期待を知り抜くために、徹底的にデータを活用して取り組む共通認識を持つこと。
学内をつなぐ「情報」「機会」を提供するIRの活動が、それらを結集することにより、大学の本質である「学生価値の創造とその最大化」を実現するためのビジョン?価値の共有、改善の集合知を創出することができる――福島先生のメッセージから、教職員一人ひとりが今回の学びを日々の取り組みにつなげ、心をひとつにして進んでいくことの重要性を強く認識することができました。
今後の本学におけるIR活動を踏まえた教育?研究活動のさらなる充実にご期待ください。