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Department of Language and Literature

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学部?短大?大学院/教育

文科

文科からのメッセージ

文科文科長からのメッセージ

 AI技術の進化と普及が進み、目まぐるしく社会が変化していく多様性の時代に、私たちはどのような能力を身に付ける必要があるでしょうか。文科では、コミュニケーション力、プレゼンテーション能力、文章表現力の修得を目指し、「ことば」と「こころ」について学びます。たとえば、文学の授業では、行間を読んで筆者の真意を汲み取り、登場人物の複雑な感情や社会的背景を踏まえて作品を解釈するなど、AIが苦手とする深い洞察力?読解力を鍛え、人間力を高めます。心理学の授業では、社会の中でより良い人間関係を築く上で役立つ様々な知識や技術を学びます。また、グローバル?コミュニケーションの授業では、語学のみならず、多文化共生社会を生きるための異文化理解力を身につけます。
 2023年度より、社会で役立つ資格の取得にも一層力を入れ、心理学コースでは、所定の単位を修得することによって、卒業と同時に「社会福祉主事」(任用資格)を取得できるようになりました。さらに語学教育のスペシャリストを目指す科目「日本語教育を学ぶ」「幼児教育?保育英語」を設置し、千代田区内の日本語学校の留学生と交流するなど、地域と連携して教育現場を見る機会も設けています。インターナショナル?スクールの講師として就職した方や、併設の国際学部に編入学して更に専門的に日本語教授法を学ぶ方もおり、卒業生はそれぞれの道で一層活躍の場を広げています。
 また、文科では、社会と連携しながら学生が主体的に学ぶアクティブラーニングの授業や独自のインターンシップにも取り組んでいます。インターンシップでは、外資系五つ星ホテルで多国籍のホテルスタッフと共に勤務することによって、英語による異文化間コミュニケーションと世界基準のホスピタリティを体験しました。そのほか、文科教員が担当する「課題解決ワークショップ」(2023)では、産学連携の試みとして、北海道石狩市の課題解決企画に参加し、履修生からの提案が一部採用いただけることになりました。さらに2024年度の「サービス?ラーニング」では、地域社会と連携したリーダーシップ育成を目的とし、千代田区主催イベントでの運営ボランティア活動を導入します。
 エッセイコンテストや英語スピーチコンテスト、読書室委員会など、従来のリテラシー活動もこれまで通り実施していきますので、様々な学生主体の学修活動を通じて、自分自身、地域社会、そして世界を見つめ直し、複雑で不確かな時代を生き抜く力「エージェンシー」(主体的に問題を設定して解決していく能力)をぜひ修得して下さい。

共立女子短期大学
文科長 西村 厚子